こんなお悩みはありませんか?
いつか海外に挑戦したいと思っていても、ネットで検索すれば「海外移住なんてやめとけ」と言われている。
とは言っても、今のまま日本で働き続けるのもなんか違う気がする。
今、あなたはそんな状況でモヤモヤしていませんか?
確かに、ネットでは「海外移住」と検索するとマイナスな言葉に溢れていたりします。
「老後は物価が安い場所で生活しよう」と思ってる日本人意外と多いけど馬鹿なのかな?老後からいきなり海外生活って舐め過ぎ。お金の問題より言語の壁や文化の壁の方がよっぽどストレス。若い頃から海外行ってる人は大丈夫だろうけど、物価が安いって理由で海外移住はやめとけ、ストレスで死ぬぞ
— Kei | 小さなニューヨーカー (@smallnycer) January 13, 2023
海外移住は人生を賭ける一大イベントであることは間違いありません。
だからこそ、海外移住で失敗や後悔をしたくないと考える人は多いはず。
そこで、本記事では【「海外移住はやめとけ」と言われる理由と、後悔しないためにすべきこと】を徹底解説していきます。
記事の後半には、【実体験!実際にアイルランドへ移住した後輩CAのインタビュー】もあわせて紹介しています。
「これから海外移住を考えている人」、「人生を変えたい」と考えている人はぜひ最後まで読んで見て下さいね。
・現役キャビンアテンダント
・3度の飯より旅が好き
・今まで訪れた国:30カ国以上
・海外ホームステイ6カ国、海外留学1カ国
・2025年〜海外移住予定
「海外移住はやめとけ」と言われる理由9選【なぜ、海外移住者が日本へ帰国するのか】
せっかく夢を持って海外へ移住しても、悲しいことに半数以上が日本へ帰国してしまうのが現実。
そのせいか、ネット上では「海外移住」と調べたら”やめとけ”という言葉が溢れていたりします。
果たして、本当に海外移住は辞めておくべきなのでしょうか?
ここでは、【「海外移住はやめとけ」と言われる理由】を9つにまとめて徹底解説します。
1.言語の壁がストレスだから
2.日本の清潔さに叶う国はないから
3.治安の悪さに疲れるから
4.仕事がなかなか見つからないから
5.アジア人差別が酷いから
6.日本食ほど美味しくてヘルシーなものはないから
7.美しい四季を体感できないから
8.公共交通機関の時間が当たり前に遅延するから
9.サービスのクオリティが驚くほど低いから
1.言語の壁がストレスだから
実は、「言葉が通じない」というのは想像以上にストレスがかかります。
あたりまえですが、日本に住んでいたら日本語だけで何事も解決できますよね。
しかし、海外では自分が「外国人」になる訳です。
現地語か英語を話さないと生きていけない“サバイバル状態”になる訳です。
もちろん、日本特有の「察する文化」は海外では全く通用しないので、積極的に自己主張していかなければなりません。
しかも「英語」で。
トラブルが起きた際にはなおさら、自分で英語か現地語を使って解決しなければならないのです。
超絶ポジティブな人なら、「成長できる環境!」と思えるかもですが、大半の人にとっては「ストレス」でしかありません。
また、言語が話せないことで現地に馴染めず帰国してしまうケースも。
「言語の壁」というのは、思った以上に高いかもしれません。
2.日本の清潔さに叶う国はないから
日本に住んでいると気付かないものですが、日本は本当に清潔で快適な国です。
街にはほとんどゴミも落ちていませんし、公衆トイレもみんなが綺麗に使っていますよね。
海外旅行先などで公衆トイレを使った経験のある方なら分かるかもですが、海外では有料なのにとても汚かったりします。
私も海外でトイレを使ったことがありますが、マレーシアのトイレではトイレの便座がなく、中腰で用を足さなければなりませんでした。
中国はもっと最悪で、床に穴が空いているだけのトイレや、ドアがない「ニーハオトイレ」も普通だったり…。日本では考えられませんよね(笑)。
また、中東のトイレではなぜかいつも水びだしで、床に謎の水たまりがあることも…。
逆に、海外から旅行に来る外国人観光客はいつも日本のトイレの綺麗さにびっくりするそうです。
このように、海外に住むと「日本の清潔さに叶う国はない!」と気が付くことになるでしょう。
3.治安の悪さに疲れるから
日本は世界でもトップクラスに治安が良い国だと言われています。
「世界平和度指数(Global Peace Index)」によると、日本は世界で9位を誇るほど安全な国と言われています。
例えば、日本では以下のような光景をあたりまえに見ることができます。
・夜間に1人で出歩く
・荷物を置いて席を離れる
・財布や携帯を落としても帰ってくる
これって、海外だと完全にアウトです。
海外のほとんどの国では、夜間に1人で外出すると犯罪に巻き込まれるリスクが上がりますし、荷物を置いて離れたら一瞬でなくなります(笑)
財布や携帯を落としても戻ってくることはほぼないでしょう。
私もモロッコで財布を落としたことがありますが、想像通り返ってくることはありませんでした(泣)。
もちろん落とした場所ははっきり覚えていて(とある飲食店)、そこのお店でいくら聞いても「知らない」と言われるばかり…。
「いや、絶対お店のおっちゃん私の財布持っているだろ!」と思いながら、泣く泣く諦めた苦い経験があります。
日本だと治安面で心配がないことが、海外に行ったら治安の悪さがストレスになることがあります。
4.仕事がなかなか見つからないから
海外で働くために海外移住をしても、いざ現地で仕事が見つからないことがあるでしょう。
なぜなら、基本的に現地の人々と比べて、移住者は不利な立場にあるからです。
それは、多くの企業や組織は、長期的にその国に滞在することが確定している現地の人々を優先的に採用したいと思うのは当然のことですよね。
移住者は、いつ帰国するか、または他の国に移住するかが不明確であるため、企業側から見ればリスクが伴うからだと思われます。
さらに、現地採用では現地人や他の移住者と競わなければなりません。
海外でバリバリ働いてキャリアを積むなら「ある程度の語学力」や「専門性」を求められるのは当然のことなのです。
また、せっかく現地で仕事を見つけたのに「会社がビザのお世話をしてくれず、泣く泣く日本に帰国しなければならなかった…」というケースもあるようです。
現地で仕事を探す際には、きちんとビザの面倒を見てくれる会社を探す必要があるでしょう。
5.アジア人差別が酷いから
アメリカやヨーロッパ圏では「アジア人差別」があると耳にしたことはありませんか?
海外では、街を歩いていると突然「ニーハオ!」と不適な笑みを浮かべながら挨拶されることがあるでしょう。
もちろん、自分では日本人だとハッキリ自覚していても、海外では中国人も日本人も韓国人も見分けがつかないのだそう。
なので、「チンチョンチャン!」と言われて絡まれたり、時には現地語で何やら”悪口”を言われることもあります。
しかも、何か言われるくらいならまだいい方です。
なかには、目があっただけで殴られたり、物を投げつけられるなんてこともあったり…。
海外に出たら、「自分はアジア人だ」ということを強く意識することになるはずです。
6.日本食ほど美味しくてヘルシーなものはないから
日本食って「美味しい&安い&ヘルシー」の3拍子が揃った素晴らしい料理であることは皆さんお気付きですよね?
海外でも「Sushi(寿司)」を始めとして、「Ramen(ラーメン)」、「Gyuudon(牛丼)」などの日本食ブームが起きています。
日本にいれば、どこへ行っても美味しい料理がどこでも安く食べられます。
実はこれって最高に幸せなことなんですよね。
もちろん、海外にいても日本食を食べようと思えば食べれるでしょう。
しかし、日本食を海外で食べようとすると高くつくことがあります。
例えば、ニューヨークに出店している日本のラーメン屋さんではラーメンの値段が1杯23ドル(チップと合わせて約3000円)するなんていることも…。
ラーメン | 日本:約700〜800円 / NY:約23ドル(約3000円) |
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寿司 | 日本:回転寿司なら一皿100円〜 / NY:一皿3.35ドル(約500円) |
牛丼 | 日本:約400円 / NY:5.6ドル(約827円) |
気軽に日本食を食べれないことでストレスが溜まり、我慢できずに帰国してしまうケースも多いようです。
7.美しい四季を体感できないから
日本に住んでいると、美しい四季を楽しむことができます。
日本絵画も、美しい春夏秋冬の景色を描写するものが沢山残されていますよね。
日本の美しい文化は、この四季から生まれたのは間違いありません。
しかし、海外では必ずしも四季がある国ばかりではありません。
例えば、同じアジア圏でもフィリピンでは「乾季と雨季」の2シーズンしかありません。
乾季はひたすら晴れの日が続き、雨季になるとモンスーンのような大雨が降るといった気候となります。
そうなると、日本で体感する「暖かい」、「涼しい」といった感覚は体感できませんし、桜や紅葉なども楽しむことはできないでしょう。
そう考えると、海外移住して初めて日本の素晴らしい四季が恋しくなるのかもしれませんね。
8.公共交通機関の時間が当たり前に遅延するから
皆さんは、海外で公共交通機関を使った経験はありますか?
もしそうなら、決まった時刻にきちんと出発し、到着したでしょうか?
ほとんどの方が「NO」と言うでしょう。
日本では、1分単位でも遅れずに公共交通機関が運行していますよね。
あれって海外からすると「神レベル」にすごいことなんです。
私も客室乗務員をしているから分かりますが、「時間」に本当に厳しいのです。
1分でも遅れたらレポートを書くことだってあります。
一方、海外では遅れることなんて日常茶飯事、時刻表がそもそもないことだってあるんです。
それに、国によっては日常的にストライキが行われていて、公共交通機関が利用できない日があることも。
私もフランスのパリで見事に”航空ストライキ”にはまって、シャルルドゴール国際空港の床で一晩寝た苦い経験があります…。
そう考えると、日本ってなんて便利で住みやすい国なんでしょう!
9.サービスのクオリティが驚くほど低いから
日本のお店のサービスって、どこに行っても親切で丁寧ですよね。
コンビニの店員さんも、必ず挨拶とお辞儀をします、スーパーのレジ係も立ってテキパキ仕事をしています。
しかし、海外ではスマホを見ながら接客していたり、座ってレジ打ちなんてあたりまえの光景です。
酷い時には店員が居眠りしていたり、お菓子を食べている光景なんかも目にします(苦笑)
とはいえ、海外で日本レベルのサービスクオリティを求めたら大変なことになるでしょう。
余程の高級店でない限り、日本のような“おもてなし”を受けるのは難しいと言えるでしょう。
海外移住に失敗する人の特徴5選【海外移住成功は準備で決まる】
憧れの海外移住を実現しても、「思っていたのと違う…」と絶望して帰国してしまうのは本当に残念なことです。
海外移住に“失敗”してしまうケースには、どんなものがあるのでしょう?
ここでは、【海外移住に失敗する人の特徴】を5つピックアップして紹介しますね。
あなたは当てはまっていませんか?
1.現実逃避で海外に来た
2.全く英語を話せない
3.現地に一度も下見に来ていない
4.稼ぐスキルがない
5.自分と異なる考え方や価値観を受け入れられない
1.現実逃避で海外に来た
まずは、「逃げ」で海外移住をしてきたパターンです。
日本での嫌なことを精算するために海外に逃げてきても、基本的には何も解決しません。
海外移住しても、また同じような困難にぶつかることになってしまいます。
海外移住に来て成功する人は、「難しいことにチャレンジしてみたい!」、「新しい価値観に触れたい」といったポジティブなマインドです。
もし、海外に来る大きな理由が「今の現状から逃げたい」だったら、その問題を解決してから海外移住を考えた方がいいかもしれません。
2.全く英語を話せない
「英語を全く話せないけど、現地に行ったらなんとかなる!」と思っている方。
甘いです。
海外で生活していくには、最低限日常会話は話せておいた方が絶対にいいです。
なぜなら、トラブルが起きた時に解決するための方法は「あなたの英語(もしくは現地語)」だけだからです。
だって考えてみれば、海外では知り合いや家族、友人がいない場合がほとんどですよね。
“自分のことは自分で守る!”が海外では鉄則です。
さらに、人間というものはコミュニティーに属することで「安心感・幸福感」を感じる生き物です。
海外で言葉を話せないと、交友関係を持つことがシンプルに難しくなります。
「言葉も話せないし、現地で友達もできない」という状態だと、自分だけが取り残されたように感じて孤独感を感じやすくなってしまいます。
そうなると、寂しさから「帰国」を選択してしまうことも非常に多いケースです。
3.現地に一度も下見に来ていない
現地に一度も下見に来ずに海外移住することは、一種の「ギャンブル」だと言えます。
そこの国が自分の肌に合えば結果オーライですが、そういった可能性は残念ながら低いです。
「海外移住をしてよかった!」と思えるのは、移住先の国を好きになれるかも大きく関わって来るでしょう。
少なくても1〜2回は、現地で暮らすように生活してみて、気候や食事面も合わせて“自身の肌に合うか”を確かめましょう。
4.稼ぐスキルがない
稼ぐスキルがないと、金銭面で海外移住を続けるのが難しくなってしまいます。
いくら日本よりも物価の低い土地に移り住んでも、生活費は毎月減り続けます。
毎月貯金が減り続けるのは、精神的にも耐え難いことだと思います。
金銭面・精神面で余裕を持つためにも、「お金を稼ぐスキル」は非常に重要です!
という場合であれば、場所を選ばず稼げるWeb関連の仕事(スキル)がおすすめです。
・Webマーケティング
・ブロガー兼Webライター
・Webデザイン
・プログラミング
・動画編集
基本的には、海外にいながら案件を受けることができるので海外でも収入を得ることができますよ。
僕は元々、Webライターを目指していたわけじゃないんですよね😅
・職場の人間関係ツラい
・決まった時間に出社するのキツい
・場所に縛られずに仕事したい
・フリーランスになってみたい
・海外移住してみたいこんなわがままな願いを叶えてくれそうな仕事がライターだっただけです😂#フリーランス
— ナッジ@フリーランスWebライター (@nakazyblog) June 21, 2022
このように、最近ではWebで完結するスキルを活かして海外移住する人が増えてきています。
もし、これから何かしら専門スキルを身につけるなら、こういったWeb関係だと海外移住のハードルは一気に下がるはずです。
5.自分と異なる考え方や価値観を受け入れられない
自分と異なる価値観を受け入れられないと、正直海外移住はキツイです。
なぜなら、一歩海外に出ると「日本の常識は、世界の非常識」だからです。
“郷に入ったら郷に従え”ということわざがあるように、現地ではある程度その国の文化やマナーに従わないといけません。
海外でも日本の価値観MAXでいると、段々しんどくなってくると思います。
例えば、公共交通機関が遅延すると
トイレが汚いと、
店員のサービスが悪いと、
こんな感じで常にイライラしてしまうでしょう。
大袈裟かもしれませんが、「違いを楽しめる」くらいじゃないと海外移住ではメンタルをやられてしまうかもしれませんね。
【実体験インタビュー】アイルランドに移住した後輩CAの海外生活のリアル
ここでは、実際にアイルランドに移住した後輩CAのお話をもとに、【海外移住なんてしなきゃ良かった!と思ったこと】を紹介します。
・CAの後輩(27歳)
・半年間アイルランド移住を経験
・アイルランドを選んだ理由は、「日本人が少なそうだったから」
・英語学習が大好きで、得意な英語を活かすために帰国後CAに。
それでは、ここからは彼女からインタビューで聞いたリアルな海外生活を書いていきますね。
【道を歩くと生卵?!】アジア人差別が意外と酷かった
まず最初に驚いたことが、アイルランドでもアジア人差別があることです。
よく、フランスなどではアジア人差別が結構あるイメージだったんですが、まさかアイルランドに来てまでもアジア人差別があるなんて驚きました。
私が経験したのは、日本人の友人と道を歩いていた時のこと。
上空から目の前に、なんと生卵が落ちてきたんです。
初めは、びっくりしてこれが「嫌がらせ」って分からなかったんです。
ですが後日、別の日本人の友人に聞くと、その友人も街中で生卵をぶつけられた経験があったんです!
でも、生卵なんて良い方かもしれません。
私がアイルランドに住んでいる時は、別の日本人女性が「目があった」だけで殴られたと言う話を聞いてゾッとしたのを覚えています。
ちなみに、電車に乗っている時にも現地の高校生にあからさまに悪口を言われているのにも気が付きました。
やっぱり、日本にいる時って「差別」なんて意識したことがなかったけど、海外に住むと良い意味でも悪い意味でも「自分がアジア人なんだな」って自覚しますね。
イケメンが多すぎて挙動不審に
アイルランドって、本当にびっくりするくらい美男美女が多いんですよ!!
街を歩いていても「モデル?!」って思うような人がゴロゴロいる感じです。
なので、割と内気な私はなかなか気軽に話しかけることができなかったんですよね(笑)
イケメンに「やぁ、今日はどうだった?」って聞かれてもずっとキョドッていましたね…。
今考えると非常にもったいなかったですよね(笑)
寒いのにお風呂に疲れない
北欧の方って、冬が長くてとにかく寒いんです。
でも、日本のようにお風呂に入るっていう習慣がないのでシャワーしか浴びれないのは辛かったです。
寒くて震えながらシャワーを浴びている時はさすがに「日本に帰りたい!」って絶叫しましたね(笑)
風邪を引いたのにピザとチキン
アイルランドで風邪を拗らせた時のこと。
日本だったら普通、「おかゆ」とか「うどん」が出てくるじゃないですか?
でも、向こうではなんと出てきたのが「ピザ」と「チキン」。
こんなに体調が悪いのに、絶対そんな脂っこいもの食べたくないじゃないですか?!
やっぱり日本食が恋しくなるんですよね(泣)
海外、特に欧米圏だとあまり日本食ってそこまで手に入らないので、定期的に日本食を食べたくなる時期があるんです。
お腹が空くと気軽に牛丼屋に入れる日本が恋しくなります…。
でも、やっぱり行って良かった!海外に出ると幸福度が爆上がりする話
アイルランドから帰国して、改めて「日本ってなんて素晴らしい国なんだろう」って気が付きました。
日本で普通に暮らしていても、「自分は幸せ」なんて、思う機会ってなかなかないじゃないですか。
だけど、日本を1回出るとそれが身に染みてわかる。
なんでもない日常が本当に幸せなんです。
なので、私は帰国してから確実に幸福度が上がりましたね。
普通に生活していても「なんて恵まれているんだろう」って思えるようになりました。
そんなことを思えるようになったのもアイルランドのおかげ。
アイルランドももちろん素敵な国だし、大好きな国。
だけど、それ以上に自分の国のことをもっと好きになりました。
これって海外移住しないと感じられない醍醐味なんじゃないかなって思います。
【日本=沈没寸前の船?!】あなたは沈みゆく船に乗ったままでいいのか
実際のインタビュー記事を読んで、いかがだったでしょう?
海外移住って人の価値観や人生を大きく変えてくれる経験だと言うことが改めて分かりますよね。
しかし、やっぱり海外移住をする際には、厳しい側面ももちろんあります。
なかには、
って思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
だけど、ちょっと待って下さい。
コインには必ず「表と裏」があるように、物事にも必ず「良い面と悪い面」があります。
海外移住は決断するまでに本当に怖いと思います。
「失敗すると代償が大きすぎる」なんて思うかもしれません。
しかし、考え方を変えると「今ここで海外移住を決断しないと、失うものがあるかもしれない」とも捉えられます。
日本では今まさに、少子高齢化がものすごいスピードで進んでいますよね。
それは、私たちの生活にも大きな影響を及ぼしているのは知っているでしょうか?
簡単に言うと、今の日本では以下のような負のスパラルが起こっています。
ここでいくつか皆さんにいくつか質問があります。
みなさんのお給料はここ数年間でどれくらい増えましたか?
みなさんのお給料から引かれる税金や社会保障費は増えましたか?
みなさんの周りの生活費はどれくらい値上がりしましたか?
どうです?きっと90%くらいの人が、過去よりずっと生活が苦しくなったはずです。
そうなんです、みなさんはここ数年間で確実に貧しくなっています。もちろん、私も例外ではありません。
これは、少子高齢化の影響もありますが、政治や世界情勢、コロナなど複雑な要因からこのような結果になってしまったのです。
今、この少子高齢化の国で生きることしか視考えないと言うことは、まさにタイタニックで沈む船に乗っているようなものなんですね。
むしろ、ほとんどの日本人がタイタニックで船が沈むなか、優雅にバイオリンを弾いているあの演奏家たちみたいなようなものなんです。
これからの未来、確実に日本人が「海外で働く」ことを視野に入れていかなければならなくなります。
というか、もはや“海外に出ざるを得なくなる”と言った方が正しいかもしれませんね。
実際、日本人へのワーキングホリデービザの発給数は過去最高を記録しています。
海外で働ける英語力や専門性を身に付けるのは、沈みゆく船で唯一助かる「救命ボート」なのです。
世界で働けるスキルを身につけることが、今後100年時代を生き抜くためのリスキリングになるのは間違いないでしょう。
もちろん、海外移住することで人間として成長するのも確かです。
例えば、
・精神的にタフになる
・視野が広がる
・柔軟な思考を持ち、幸福度が上がる
・世界中に友達ができる
・自分のことをもっと好きになれる
・お金と素晴らしいパートナーは後からついてくる
このような恩恵を享受できるのは、海外移住にチャレンジした人だけです。
もしあなたが「人生を変えたい」、「成長したい」というパッションを持っているなら、今こそ海外に挑戦する時かもしれません。
海外移住で後悔しないために日本で準備すべきこと4つ
ここまで読んでいただけたら、海外にチャレンジすべき理由は既にお分かりいただけたかと思います。
とはいえ、何も準備をせずにいきなり海外に出るのは、救命衣を着ないまま海へ飛び込むようなもの。
海外移住にきちんとした事前準備は必須です。
そこで、ここでは【海外移住で後悔しないために準備すべきこと】を4つ解説していきますね。
1.とにもかくにも「英語力」!今日から英語学習を始めよう
2.現地視察は必須。「こんなはずじゃなかった…」を未然に防ごう
3.初心者こそ現地の日本人とコネクションを作っておく
4.稼げるスキルがあるなら、海外生活も楽勝
1.とにもかくにも「英語力」!今日から英語学習を始めよう
海外移住を目指すなら、避けて通れないのは「英語の習得」です。
英語ができるのとできないのでは、海外で得られる経験やお金は数倍の差が出てくると言っても過言ではありません。
みなさんご存知の通り、海外で生きていくには仕事をしていかなければなりませんよね。
海外で仕事を得る際に、全く英語が話せないと話になりません。
もちろん、国によっては「日本語だけでできる仕事」もあるでしょう。
しかし、せっかく海外移住をするなら英語で現地の人とコミュニケーションを取る方が圧倒的に成長しやすいですし、長期的に見れば「キャリアアップ&年収アップ」に繋がります。
なので、海外移住を目指すなら、とにかく今日から英語学習を始めましょう。
英語学習にも効率的に学ぶコツというのがあります。
以下のサイクルで少しずつ英語学習を進めていくことをオススメします。
①基本文法をしっかり覚える
②生活に最低限必要な単語を覚える
③オンライン英会話でアウトプットする
①、②は通勤中などの隙間時間で参考書やアプリなんかを使って学習できるはずです。
「 スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)」では、アプリ内でこれらのことが全て復習可能となっています!
とはいえ、ただ単に文法や単語帳を眺めているだけの「インプット」だけでは、運動に例えるとひたすら素振りをしているようなもの。
大切なのは「アウトプット(試合に出ること)」で、実際に英語を使う場面を作ることなんです。
こうして「インプット」と「アウトプット」があって、初めて知識が血肉となるんですね。
アウトプットに最もおすすめなのが、ズバリオンライン英会話です。
初心者でも始めやすいオンライン英会話は、「【超初心者向け】おすすめのオンライン英会話ベスト3!【体験談あり】」で詳しく紹介しています!
ぜひ、あなたに合うサービスを探す参考にしてみて下さいね。
2.現地視察は必須。「こんなはずじゃなかった…」を未然に防ごう
海外移住先を決める時、「なんとなく良さそうだから」と、現地を下見せずに決めてしまうのは絶対にNGです!
少なくても、最低1回は現地視察はしておきましょう。
なぜなら、観光ガイドや口コミで聞いた情報と自分の感じ方は異なる場合があるからです。
特に、気候や食事は生活していく上で非常に重要なポイントです。
移住国を決めるなら、現地で暮らすように旅行してみることがオススメですよ。
3.初心者こそ現地の日本人とコネクションを作っておく
よく、
と言われることがありますが、半分正解で半分間違いでもあります。
なぜなら、海外移住したばかりの右も左も分からないとき、結局一番助けてくれるのって現地の人ではなく日本人なんですよね。
特に、日本人コミュニティーがしっかりある所だと、どこのエリアが住みやすいか、どこのスーパーで日本食が買えるかなどありがたい情報を入手することができます。
海外経験が長いなら、現地人の付き合いだけでも十分に楽しめますが、特に最初の頃は「日本人コミュニティー」に積極的に参加した方が助かる部分が多いのかなと思います。
4.稼げるスキルがあるなら、海外生活も楽勝
どこに住んでいても稼げるスキルがあると、海外移住生活が一気に「イージーモード」になるのを知っていますか?
だって、海外移住で一番大変なことって「仕事を得ること」じゃないですか。
でも、そこそこ稼げるスキルがあれば、ぶっちゃけどこでも生きていけるわけです。
例えば、
・Webマーケティングスキル
・Webライティングスキル
・Webデザインスキル
・プログラミングスキル
・英語力
などですね。
もし万が一、移住先の空気が合わなくても、「稼げるスキル」があるだけで気軽に“引っ越し”も出来るわけです。
もし海外移住まで時間があるのなら、間違いなく日本で「副業」として何か専門的なスキルをつけておくことをオススメします。
まとめ:海外移住しなくても「後悔する」
いかがだったでしょうか?
巷で囁かれる『海外移住はやめとけ説』。
実は、日本から一歩も出たことがない人に限ってそのようなことを言っていることがほとんどなんですよね。
ネガティブなことが並べられているのを見て、「本当に大丈夫かな?」と心配になる人もいるでしょう。
しかし、世界を見渡してみると、海外移住して幸せに生きている人だって沢山います。
海外に出なかったら知ることのない「日本の素晴らしさ」だって感じることができますし、世界中に友達ができるのってものすごく幸せなことなんです。
私も、海外でホームステイした家族は本当の家族のように連絡を未だ取り合っています。
海外移住したら、もちろん沢山の困難にぶち当たるでしょう。
しかし、それを超えた先にはきっと今まで見たことがない景色が広がっているはずです。
人生は一度きり。まずはチャレンジしてみてはいかがでしょう?
もちろん、海外移住を素晴らしいものにするための準備は必須です。
まずは日本にいるうちに、「英語学習」や「専門スキルを身に付ける」などの自分が出来ることから始めていきましょう!