こんな疑問に答えます。
「海外に暮らしたい」と思ったとき、あなたにとって理想の移住先とはどんな所ですか?
「海外移住」とひと口に言っても、単身での移住や家族で移住する場合、海外転職、教育移住など、条件はさまざまですよね。
もしあなたが「ビジネスを始めたい(拡大したい)」もしくは、「子どもにとって最適な教育を受けさせたい」と望むなら「ドバイ」を視野に入れてみましょう。
日本人にはあまり知られていない隠れた穴場の移住先こそ、中東のオアシス「ドバイ」なのです。
この記事では、海外移住先を検討している人向けに【中東のオアシス「ドバイ」が海外移住先に向いている理由】について詳しく解説していきます。
これから海外移住を考えている方は、ぜひ「ドバイ」を移住先の選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょう?
・中東のオアシス「ドバイ」が海外移住で注目されている理由
・【海外移住の穴場】デジタルノマドやリモートワーカーにおすすめのドバイ
・【治安&教育が素晴らしい】家族でドバイ移住が魅力的な理由とは?
中東のオアシス「ドバイ」が海外移住で注目されている理由
日本人にとって、ドバイ(アラブ首長国連邦)はあまり知られていない未知の国かもしれません。
しかし、実はドバイは世界中の富裕層やビジネスマンから絶大な人気を誇る移住先なのです。
ドバイがこれほどまでに世界中で注目されている理由は以下のとおり。
・ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジアを繋ぐビジネスのハブとして、今後世界のビジネス拠点になる
・ビザの取得が比較的容易でビジネスがしやすい
・税金がほとんどかからない
まず、ドバイは世界各国へのアクセスが良く、世界のハブとしてビジネス拠点となります。
ドバイのエミレーツ航空は、世界85カ国、161都市へ就航しており、世界中からビジネスマンや観光客がドバイを経由します。
世界中から人が集まり、更にドバイを拠点に世界中へ簡単にアクセスできるのはビジネスをする上でかなりのメリットになるはずです。
また、ドバイの人口の約90%が外国人で占められており、比較的ビザが取得しやすいため多くの外国人がドバイへ仕事にやって来ます。
この国に住めば、さまざまな国の人とビジネスでの繋がりが期待できるでしょう。
また、ドバイは「タックスヘイブン」としても有名です。
ドバイで法人設立すれば、なんと法人税がゼロです!
詳しくは2018年からVATと呼ばれる付加価値税5%(消費税みたいなもの)が導入されましたが、それ以外に税金が全くかからないのでかなりの節税になります。
これから法人設立を考えている人には「ドバイ」はかなり有力な候補地であることは間違いありません。
また、ドバイで法人設立すれば「法人設立ビザ」も取得可能となります。
・3年間の長期居住による就労が認められる
・更新可能な居住ビザ
・配偶者及び扶養家族も申請できるので家族での滞在が可能
多くのビジネスチャンスが転がるドバイへ移住し、快適な移住ライフを送りましょう!
【海外移住の穴場】デジタルノマドやリモートワーカーにおすすめのドバイ
コロナ禍で日本でもリモートワークが広まってきましたよね。
完全リモートの社員は、上記のように日本以外へ暮らすことも選択できるようになってくるはずです。
ドバイでは、2020年10月から外国人リモートワーカー向けに「リモートワークビザ制度」が導入されています。
このビザを取得すれば、ドバイの企業に勤めていないリモートワーカーも国境を超えてドバイで仕事しながら居住できてしまいます!
日本の企業に勤めていて、完全リモートで仕事ができる人にとっては気軽に海外移住できるチャンスです。
エストニアやクロアチアなどのヨーロッパの一部の国でもリモートワークビザが導入されていますが、観光資源が豊富で、ビジネスで世界中の注目を集めているドバイでのビザ制度導入は嬉しいですね。
そんなドバイのリモートワークビザの条件は以下のとおりです。
・最低6ヶ月の有効期限のあるパスポート
・UAEでの治療が有効な健康保険の取得
・月収55万円以上であること(雇用者の場合)
・1年以上の会社所有権の証明と月収55万円以上であること(事業主の場合)
このビザの申請料は611ドル(約6万7千円)ほどで、1年間の有効期限(更新可能)となっています。
ドバイは治安も住環境も良いため、初めての海外移住にも向いています。
しかし、このリモートワークビザを取得する一番のハードルが「月収55万円以上」ですね(苦笑)
条件をクリアできるなら、デジタルクオリティ世界ランクでトップに輝くドバイで快適なリモートライフを楽しんでみてはいかがでしょう?
【治安&教育が素晴らしい】家族でドバイ移住が魅力的な理由とは?
ドバイは、そんな教育移住にも最適です。
日本人がドバイへ移住した場合、子どもに通わせる学校の選択肢は「私立インターナショナル校」もしくは「日本人学校」になります。
「数年で日本へ帰国し、日本の教育カリキュラムに合わせたい!」といった場合なら日本人学校がおすすめです。
一方で、「人種のるつぼ」と呼ばれるドバイで、世界中の子ども達と学ぶ機会を提供したいと思うなら「私立インターナショナル校」を選んでみてはいかがでしょうか?
幸いなことにドバイは「インターナショナルスクールのメッカ」と呼ばれる程、多くの学校があります。
将来、子どもがインターナショナルに活躍できるよう最適なカリキュラムを選びましょう。
UAEではイギリスの統治時代が長かった為、イギリス式カリキュラムの学校が多い印象です。
とはいえ、国民の8割が外国人であるドバイでは、全世界から移住してくる外国人向けに、さまざまな国のカリキュラムの学校が集まっています。
ドバイにある学校カリキュラムと、評判の良い学校をいくつかまとめてみたので参考にして下さい。
・国際バカロレア式(International Baccalaureate)
・イギリス式
・アメリカ式
・カナダ式
・インド式
・フランス式
・ドイツ式
・スイス式など
・Repton School Dubai(リプトンスクールドバイ):イギリス式/IB
・Dubai College:イギリス式
・GEMS Dubai American Academy:アメリカ式/IB
そして、私立インターナショナルスクールの費用も気になるところ。
ドバイでは評判の良い学校ほど学費が高い傾向があり、そのような場合には年間約150万円〜300万円となるようです。
そしてほとんどの学校では、学年が進むにつれ学費が徐々に上がっていくシステムです。
もちろん、リーズナブルなインターナショナルスクールもあるので安心して下さい。(リーズナブルな学校ではインド人学生、近隣アラブ人学生が多い)
日本人学校の場合、学費は年間で60万円程のようです。
費用とカリキュラムのバランスを考えて、理想の学校が見つけましょう。
まとめ:中東は暮らしにくい?【郷に入ったら郷に従おう】
「中東」と聞くと、あなたはどんなことをイメージしますか?
「戦争」、「テロ」、「イスラム原理主義」といった、少し怖いイメージを抱いているかもしれません。
「そんな国に日本人が移住して安全に暮らせるの?」と不安になる人も多いでしょう。
しかし、ドバイは皆さんが想像しているよりも「安全」で「洗礼された場所」なのです!
ドバイへ一歩踏み入れてみたら、驚くほど先進的なビルや未来都市が広がっています。
そして観光地として栄えるこの国では、ビーチリゾートや砂漠アクティビティ、旧市街の街並みなどの見所が多く、人々を飽きさせません!
一方で、ドバイ(UAE)はイスラム圏の国なのである程度マナーを守って暮らす必要があります。
そして、安全で洗練された国だからこそ、ドバイでは独自のマナーやルールがあったりします。
例えば、以下のとおり。
・休日は金曜日と土曜日になる
・ラマダン中は非イスラム教の人でも公共の場では飲食禁止
・お酒はホテルやバーなどの販売許可がある所のみで飲酒可能(アルコール許可証を持っている人のみお酒の購入可能)
・女性は過度な露出は厳禁
・電車内では細かいルールがあり、破ると罰金になる(ガムを噛む、居眠り、飲食、唾を吐く、脚を座席の上に置くなど)
とはいえ、国によって独自のマナーやルールがあるのは当然です。
「郷に入ったら郷に従え」は、自分が相手の国に対するリスペクトする行為でもあります。
海外移住するなら、その国の文化やマナーは事前にしっかり学んでおくと移住ライフも快適に過ごせますよ。