TRAVEL PR

【同性婚ができる国】LGBTQおすすめ移住先5選+α【生きづらいなら脱出すべき】

「LGBTQにとって、日本は生きづらい国だなぁ…」

「同性婚が合法化している国は沢山あるけど、LGBTQが暮らしやすい移住先としてはどこがオススメ?」

そんな悩みや疑問を抱えていませんか?

この記事を書いている私は、同性パートナーと養子縁組を結んで2年ほど。

独身時代(?)は1人で世界30か国以上渡航し、様々な国の文化や価値観に触れてきました。

今は同性婚が認められていない日本で、結婚制度の代わりに「養子縁組」を利用して生活をしていますが、あと数年でパートナー&娘と海外移住します。

今回は『同性婚が認められている国の中でLGBTQが移住しやすい国』を紹介します。+αで『同性婚が認められていないものの、わりと狙い目な国』も公開しちゃいます。本記事を読むことで、なんとなく海外移住を考えている人が自分にとって住みやすい国が見つかるかもしれません。

もしもあなたが日本で生きづらいと感じているなら、海外に出てみるのもアリですよ。

同性婚ができる国々【増えてきたが移住するにはハードル高め】

現在、同性婚が認められている国は以下のとおりです。

  • オランダ      ・ニュージーランド
  • ベルギー       ・イギリス
  • スペイン       ・ルクセンブルク
  • カナダ        ・アメリカ
  • 南アフリカ      ・アイルランド
  • ノルウェー      ・コロンビア
  • スウェーデン     ・フィンランド
  • ポルトガル      ・マルタ
  • アイスランド     ・ドイツ
  • アルゼンチン     ・オーストリア
  • デンマーク      ・オーストラリア
  • ブラジル       ・台湾
  • フランス       ・エクアドル
  • ウルグアイ      ・コスタリカ
  • メキシコ       ・アルゼンチン
  • ブラジル

※EMA日本から引用

こんな感じです。

アジアでは唯一『台湾』が入っていますが、まだまだ欧米諸国が多く、最近になって南米の国々も積極的に合法化を進めている印象です。

しかし、アジアならまだしも、距離・言葉の壁・文化の違いがあまりに大きい欧州や南米への移住はなかなかハードルが高いような気がしますよね。

【同性婚できる国限定】LGBTQが移住しやすい国5選

今回は、同性婚が認められている国の中から『LGBTQの人が移住しやすい国5選』をして紹介していきます。

なお、私が実際に行った国には肌で感じた国の雰囲気も併せてコメントしていきます。

台湾【世界随一の親日国で移住はスーパーイージー】

2019年5月に同性婚が合法化した台湾。

アジアで初めての同性婚成立に、日本中のLGBTQの希望となりましたよね。

台湾は幸い日本からは距離も近く、「同じアジア圏内であること」「世界随一の親日国であること」「日本語が比較的通じやすい」ことから、私たち日本人にとって馴染みがやすく移住しやすい国と言えます。

「海外移住したいけど、初めての経験で不安…」と言う方には台湾をチョイスするのもアリかなと。もしも合わなかったら飛行機で速攻帰れますからね(^o^)/

私も台湾には2度渡航経験がありますが、街の雰囲気や人も日本とギャップが少ないように感じます。日本大好きな台湾人が多いので、困ったときは親切に(おせっかい過ぎるくらい)助けてくれました。中には、流暢な日本語が話せる人も少なくないので日本人からするととてもありがたいことですね。

それでは、台湾移住のおすすめポイント見ていきます。

  • 人が優しい(親日家)
  • 税金が安い
  • 医療費が安く、医療レベルも高いので安心
  • 日本語が比較的通じやすい
  • 日本の給料を貰いながら台湾で暮らすと生活がバラ色(しかし台湾で働くと物価は高い)

解説します。

「人が優しい」「日本語が比較的通じる」に関しては、移住してからの孤独な環境でもかなり心が楽になるはず。移住したものの、孤独に耐えきれずにすぐに帰国してしまう人は多いらしいのですが、ここは少し安心ですかね。

金銭面で嬉しいポイントは「税金が安い」「日本の給料なら生活バラ色」です。

嬉しいことに台湾では住民税がなく、日本のように年金を払う義務もありません。

そして、もしあなたが日本の給料を貰いながら台湾で生活することができれば、バラ色生活が待っています。しかし、台湾で働くことを考えているなら日本である程度貯金してから台湾に移住した方がいいかもです。(台湾の給料で生活すると物価は高めです)

医療に関しても、安い上に高水準の医療サービスが受けれるのでもはや台湾移住に関しての心配はほぼないような気がしてきます。診察もスマホで予約できるのは当たり前で、診察時間がリアルタイムで分かるシステムも導入がされており、もはや日本より進んでる…?かも。

また、台湾ではアジア最大級と言われる台北のLGBTプライドパレード「台灣同志遊行」が行われます。2019年に同性婚が認められてからは、参加者も増えてきており、にじいろパワーが止まりません!また、台湾は「アジアのゲイの聖地」とも言われているようで、世界中からLGBTQの旅行者が訪れる国です。台湾で積極的にLGBTQコミュニティーに参加して、移住ライフを楽しみましょう。

カナダ【LGBTQの先進国】

LGBTQの先進国と言われているカナダ。街を歩けば同性同士が手を繋いで歩いていたり、子連れの同性カップルがピクニックをしたりする光景が日常的に見られます。首相もプライドパレードに参加するなど、性的指向や肌の色を問わずにお互いを尊重し合う素晴らしい国です。

それでは、カナダ移住のおすすめポイントを見ていきます。

  • 違うのがあたりまえの文化(人種・宗教・肌の色・性的指向もバラバラ)
  • 永住権が取れれば医療費が無料
  • 永住権が比較的簡単に取れる(カナダが気に入れば最高)

解説します。

移民大国のカナダでは、国籍・人種・宗教・考え方・性的趣向など、全てにおいて「他人と違うことはあたりまえ」という文化で成り立っています。日本の「みんなと同じがあたりまえ」とは真逆の考え方ですm(_ _)m

多様性が認められるカナダでは、より自分らしく生きていけそうです。

また、カナダでは「比較的永住権が取りやすい」のも嬉しいポイント。さすが移民大国ですね。移民が積極的に受け入れられている理由は、広大な土地のわりに人口が少ないからだそうです。さらに、永住権を取ると医療サービスにかかる費用は100%政府によってカバーされます!(歯科と薬代は除きますが)

つまり、カナダが気に入って長く住むならカナダは最高の場所ということです。

日本の国会議員が「LGBTに生産性性がない…」と言っているなか、カナダでは、トルドー首相が涙を流しながらLGBTQに対する愛のあるスピーチをしています。「多様性」を社会全体で受け入れられているカナダは、きっと私たちLGBTQにとって住みやすい場所でしょう。

※動画は英語の音声のみです。スミマセンm(_ _)m

https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=xi23IL3b6cs&feature=emb_title

ニュージーランド【アジア人としても暮らしやすい】

マイノリティーの権利を早くから認めてきた歴史のあるニュージーランド。ジェンダーギャップ指数も高く、男女平等が進んだ風通しの良い社会です。オープンマインドな国民性で、個性を尊重する文化なので、他人の視線を気にすることなく肩の力を抜いて生きられそう。

それでは、ニュージーランドのおすすめポイントを見ていきます。

  • LGBTQとしても、アジア人としても生きやすい(差別が少ない)
  • ワークアンドライフバランスが最高
  • 分かりやすい税制システム
  • 超オンライン社会

解説します。

ニュージーランドは、先住民であるマオリ族を迫害した歴史があり、その反省から多様性を尊重する社会が生まれました。国全体として「差別感情は恥ずべきこと」という姿勢なので、LGBTQはもとより、アジア人としても暮らしやすい国なのです。

そして、ワークアンドライフバランスも取れているため、もしもパートナーや家族で移住するなら最高の国です。理由は以下のとおり。

  • 勤務時間が守られ、サービス残業禁止
  • 残業があったとしても、雇用主は支払う義務あり
  • 1年働いたら4週間の有給休暇を取る権利がある
  • 働く人が搾取されないよう国が定め、厳しいチェックをしている

そして、ニュージーランドの税制はGSTと呼ばれる消費税と所得税を支払うシステムで一律15%とシンプルです。所得税は年間の所得い応じて課税されます。つまり、「所得が多ければ多いほど税金を支払うシステム」です。(最低で10.5%、最高で33%の範囲内)

最後に「超オンライン社会」について。

ニュージーランドでは、嬉しいことに多くの手続きがオンライン解決できます。買い物や公共料金の支払いだけでなく、ビザの申請や税金の還付申請までもオンラインでできます。オンラインなら英語を使ってコミュニケーション不要なので、言葉に不安がある人の移住ハードルを下げてくれます。

LGBTQに寛容なニュージーランドですが、世界中で賞賛された国会議員のスピーチがあります。2013年にニュージーランドで同性婚を認める法律の最終審議と採決が行われた際のモーリス・ウィリアムソン議員が行った名スピーチです。「今、私たちがやろうとしていることは、愛し合う2人の結婚を認めること、ただそれだけです」の言葉にはジーンときますね…

https://www.youtube.com/watch?v=S1gca7hAwIM

その頃、日本のとある国会議員の発言。

「同性婚は『趣味』みたいなもの」

なんだかギャップがありすぎて…m(_ _)m

オーストラリア【シドニーはゲイの楽園】

2017年に同性婚が合法化されたオーストラリアでは、社会的にも性的マイノリティーの人々を受け入れを認めている国です。特に、シドニーではアメリカのサンフランシスコに次いでゲイが多い都市として有名です。

多文化国家のオーストラリアでは、人種差別と同様にLGBTQに対する差別的言動を行わないことを職場の規定に盛り込むなど、LGBTQの権利が守られ、安心して住みやすい国と言えるでしょう。

それでは、オーストラリアのおすすめポイントを見ていきます。

  • LGBTQの心のケアに取り組むNGOやコミュニティーが多い
  • 職場の福利厚生は同性パートナーでも適用されるなど制度化している
  • 生活必需品には税金がかからない

解説します。

オーストラリアでは、LGBTQの心のケアや孤立しないためのコミュニティーが充実しています。こうしたNGOやコミュニティーは政府機関が支援しています。気軽に相談できる『Qlife』というフリーダイヤルや、ウェブチャットでも無料相談に応じてくれます。移住したばかりで不安と孤独に押し潰されそうになることもありますが、オーストラリアでは支援やコミュニティーが充実しているので心強いですね。

そして、『LGBTQ歓迎』の職場が多く、日本よりも断然この国で働く方が精神的にも制度的にも最高な環境です。職場でも堂々とLGBTQであることをカミングアウトする人も多く、差別的言動を行わないことを制度化しています。

もちろん、職場の福利厚生は同性パートナーに適用されるので、愛するパートナーを守りながらこの国で暮らしていくことが可能です

そして生活必需品には税金がかからないオーストラリアでは、食料品や教育費などには消費税が免除されています。暮らす上で、消費税は意外とお財布に痛いのでありがたいですね。

なんと、2023年ワールドプライドは南半球初のシドニーで行われることが決まっています!マドンナやレディーガガなどの有名なアーティストが集い、パーティーが多数開催される予定です。それだけでなく、シドニーでは毎年「マルディグラ」という大規模なプライドイベントが開催されています。

オーストラリアに住むなら、LGBTQコミュニティーで恋人や仲間を見つけて楽しい移住ライフを満喫しましょう。

アイルランド【ヨーロッパの穴場】

フレンドリーな国民性で治安も良好、かつ英語圏。移住するには十分な環境だと思います。アメリカの海外移住専門誌『インターナショナルリビング・ドットコム』の調査で海外移住にベストな国20位にランキングしています。

そして、欧州では珍しく人口と経済が共に成長しています。未来の明るいアイルランドでは年々移住者も増加しており、魅力的な移住先の1つであることは間違いありませんね。

それでは、アイルランドのおすすめポイントを見ていきます。

  • 日本と同じく水道水が飲める
  • 1年を通して気温の変化が5〜20度(過ごしやすい)
  • お酒好きには天国(パブだらけ)
  • さまざまな人種がミックス(アジア系やラテン系も多い)
  • EUを気軽に旅できる(アイルランドはヨーロッパの穴場)

解説します。

アイルランドは日本と同じく、水道水が飲める珍しい国です。

「海外=水道水は飲めない」というイメージを覆してくれましたね。わざわざ水を購入しなくてもいいですし、料理にも気軽に使えるのでここは重要なポイントです。

そして、アイルランドは世界でもかなりフレンドリーな国民性で有名です。「欧州=人が冷たい」というイメージも覆されます(笑)人種もEU圏からアジア系、ブラジル系、メキシコ系などさまざまだからこそ、相手が何人だろうと気さくに話し掛けてくれます。

さらにアイルランドは、街中パブだらけなのでお酒好きな人ならフラッとパブに寄ってアイルランド人と気軽に友達になることも可能です!移住は孤独になりやすいと言われていますが、アイルランドなら逆に1人になりづらいかもです。

旅好きにも朗報です。アイルランドに住めば、ヨーロッパ旅行が格安で実現できます。日本からヨーロッパ旅行にいくとすると、時間もお金もかかるのでなかなか気軽には行けませんよね。しかし、アイルランドなら格安航空機が飛んでいるので、安い時には数百円で片道航空券が取れることも…!

2015年に国民投票で同性婚を勝ち取ったアイルランド。この国の首相は「ゲイであり、移民の子であり、38歳の若さ」で首相となりました。

アイルランドは厳格なカトリックな国なので、本来ならばホモセクシャルは認められません。しかし、この国では時代の変化と共にLGBTQへの理解に努め、自分たちで歴史を変えてきました。首相がゲイであることを公表できるのは、国民の理解が高いことの証拠ですね。

アイルランドの未来は明るそうです。

同性婚は認められていないものの移住しやすい国【わりと狙い目かも】

これまでは「同性婚が認められている国」に限定して移住しやすい国を紹介してきましたが、実はLGBTQが住みやすい国はまだあります。

これから紹介するのは「国として同性婚は認められていないものの、LGBTQが移住しやすい国」です。割と穴場で住み心地最高な国ばかりなので、私だったらこちらを選ぶかも…です。

タイ【タイに住みタイ】

在留邦人も多く、海外移住先としても大人気のタイ。物価の安さや気候、美味しいタイ料理だけでなく「微笑みの国」と呼ばれるだけあり、温和で礼儀正しいことで知られるタイ人。

タイは多民族国家でもあり、様々な生活習慣や信条を持つため「個人主義」を貫いています。そのためか、LGBTQの人々は自分を表現しやすい環境にあるかもしれません。そして、LGBTQにも職業選択の自由があり、世界の中でも早い段階で、レディーボーイの客室乗務員が採用されたり、レディーボーイの国会議員が誕生したりと様々な業種で活躍しています。

私もタイに渡航した際に、某タイ国営エアラインに搭乗しましたが、それはそれはお美しいレディーボーイの客室乗務員さんにサービスしていただきました。※心なしか男性のお客さんの方に優しい(笑)

就職先でもほとんど差別されることがないので安心して生活ができ、ありのままの自分で生きやすいことが魅力です。

それでは、タイのおすすめポイントを見ていきます。

  • 物価が安い
  • 居住環境が良い
  • 日本と同じ生活ができる(日本語だけで暮らせ、日本食にも困らない)
  • 移住に必要な長期滞在ビザが緩い
  • 日本に帰国しやすい(LCCで格安)
  • 週末アジア旅が可能(旅好きには最高)

解説します。

経済発展とともに物価も上昇しているタイですが、日本に比べると物価は安く暮らしやすい国と言えます。

例えば、バンコクで月20万円で暮らすとしたら「移動はほぼタクシー」「洗濯物は全てクリーニング」「外食し放題」など、東京では月50万円以上かかる暮らしができてしまいます…!

居住環境に関しても、ピンからキリまであるものの、都心部では2LDKで月10万円で家具・家電付き・警備員在中・共有スペースのジムやプール使い放題などワンランク上の暮らしができます。都心部から少し離れると、プール・ジム付きで月5万円など、日本と比べると考えられない位優雅な住居に住めるそう。

また、タイの都心部のスクンビットでは日本人街と言われる通りもあり、大戸屋や丸亀製麺などの日系企業があります。もちろんスーパーでも日本の食材が買えるので食べ物で困ることは基本的にはなさそう

食べ物だけでなく、日本語の通じる大病院も存在し、邦画の観れる映画館やスーパー銭湯までも揃っています!!!これだけあれば日本とほぼ変わらない生活ができてノーストレスですよね…。

ビザに関しても、2ヶ月までのプチ移住ならビザを取る必要もなく、3〜4年住むなら普通の日本人なら特に何の問題もなくビザの問題をクリアできます。こんなに長期間滞在し続けることができる国なんて世界中見渡してもほぼないです。

そして、移住するとやはり日本が恋しくなるのはあたりまえ。

タイではLCCを使えば往復2万円の航空券代で日本で帰れます。また、日本とバンコク間は直行便で6〜7時間程度なので気軽に帰れるのは嬉しいです。気分転換に日本に帰国するのもアリですが、隣国のカンボジア・ラオス・ベトナム・ミャンマーなどのアジア旅も気軽にできます。

これだけの条件があるなら、タイに住みタイですよね(^o^)

タイでは、日本では考えられないような性の多様性化が進んでいます。例えば、タイでは性別適合手術が盛んであることは有名ですよね。日本よりも手術費が安く、技術的にもかなり高い病院が多く安心して手術が受けやすいのだそう。

同性婚を認めていないタイですが、多様性を受け入れ、タイ人のマイペンライ気質(なんとかなるさ)もタイで生きやすい理由かもしれませんね。

ベトナム【LGBTQ理解のアジアの優等生】

東南アジアと言えば、タイやマレーシアが人気ですが、日本人が移住しやすい国として近年注目されているベトナム。

経済発展が著しく活気あふれるベトナムでは、日本人も仕事が見つけやすく物価も安いので非常に暮らしやすい国です。

自分の親戚のお婿さんがベトナム人ですが、「ベトナムには日本語を勉強したい人がたくさんいるからベトナムで就職して〜!!」とお婿さんのママにお願いされました(笑)

また、ベトナムでは性的マイノリティーへの理解も急激に進み2014年に結婚法が改定され「同性結婚の禁止」が廃止されました。国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」によると、ベトナムは同性愛者の権利保護に関して東南アジア諸国で抜きん出ています。

今後ますますLGBTQへの理解が進んで行くと、さらに住みやすい国になっていくのではないでしょうか。

それでは、ベトナムのおすすめポイントを見ていきます。

  • 物価が安い
  • ベトナム料理が口に合う
  • 金利がいいので投資や貯金しやすい
  • 仕事が見つけやすい
  • 東南アジア旅行し放題(タイと同様)

解説します。

ベトナムは経済発展に伴い、年々物価は上昇しているものの日本と比較するとまだまだ安いです。以下はベトナムの物価の一例です。

  • お米5kg:300円〜800円(日本:2000円〜3500円)
  • 美容室:150円〜500円(日本:3500円〜10000円)
  • ビール1本:20円〜50円(日本:200円)

店によっても値段は多少異なりますが、明らかに日本よりも安いのは確かです。

そして、移住において地味に重要なのは食が合うかどうかですよね。

ベトナム料理は日本人の口に合うと言われており、ヘルシーで太りにくいです。街を歩いているベトナム人で太っている人は殆ど見かけないような気もしますが、食がヘルシーだからかもしれないですね。

「金利がよく、投資や貯金をしやすい」ことに関してですが、ベトナムは現在投資先として世界中から注目を浴びている国の一つです。日本の銀行に預けたとしても金利は雀の涙程度ですが、ベトナムの銀行では78%です。

最後に、ベトナムは仕事が探しやすいことも魅力です。

嬉しいことに、ベトナムは日本に対する関心が高く現地に日系の会社や日本語学校がたくさんあります。そして、日本で社会経験を積んでいる方が仕事が見つかりやすいのも事実です。以下はベトナムで特に必要とされている職です。

  • ITエンジニア
  • 営業職
  • 工場のマネジメント職
  • 日本語学校の教師やマネジメント

社会主義国のベトナムでは、最初からLGBTQに対する理解があったわけではなありませんでした。2001年に実施した国民アンケートでは82%もの市民が「同性愛を受け入れられない」と回答しており、2002年の国営メディアでは「同性愛=社会悪」との認識を発表。

しかし徐々にLGBTQに対する国民の意識も変わり始めました。

  • 2012年にベトナム初のプライドパレード開催
  • 2015年には事実上同性結婚容認
  • 2017年に性別適合手術を受けたトランスジェンダーの性別変更が可能

上記のとおり、国民の理解の輪が広がって国を動かし始めています。

ベトナムの将来が楽しみですね。

フィリピン【圧倒的な居心地の良さ】

年中暖かく、のんびりとした南国のイメージのあるフィリピン。最近では、格安で語学留学ができるためフィリピンの留学の注目度は高いです。

そんな私も2011年にフィリピン短期留学をしたのですが、結論から言うと

最高です。

フィリピン留学のことはまた別記事で詳しく書きますが、フィリピンは不思議なくらい居心地の良い国です。

また、日本に移住しているフィリピン人も多いのでイメージが湧きやすいと思いますが、フィリピン人はとにかく陽気で明るい国民性です。細かいことも気にしない楽観的な部分があり憎めない人も多いです。

そんなフィリピンですが、国民の90%が厳格なカトリックの国です。

しかし、街中にはLGBTQが沢山いますし、誰も隠していないオープンな雰囲気でした。フィリピンがこんなにもLGBTQに寛容なのには理由があります。

アメリカ・スペイン・日本の統治下にあった影響を受けているため「ハロハロ(ごちゃ混ぜ)」の文化があり、多様性を受け入れる土台となっています。

そんなフィリピンの移住おすすめポイントを見ていきましょう。

  • 物価が安い
  • アジアでは珍しく英語がかなり通用する
  • 日本から距離が近い(たったの4時間)br>
  • 永住権が取りやすい(世界で最も簡単に取れる?!)
  • メイドやドライバーが雇える
  • ラテン気質な国民性とハロハロの文化(ごちゃ混ぜ)

解説します。

フィリピンの物価は日本と比較すると日本の1/3ほどです。マニラやセブ、ボラカイなどの都心&リゾート地では比較的物価は上がりますがそれでも日本と比較するまでもなく安いです。

以下はフィリピンの物価の一例です。

  • ビール1本:約70円(日本:約200円~)
  • レストラン(庶民派):約115円~(日本:800円~)
  • スタバ:約230円~(日本:約400円~)
  • タクシー:約90円~(日本:約690円~)
  • タバコ:約115円~(日本:約400円~)

また、フィリピンは世界3位の英語公用国でもあり、アジアでは珍しく英語がかなり通用することが魅力です。

語学学校も沢山あるので、移住がてらに英語を学んで世界を広げるのもアリかも。オススメのフィリピン語学学校まとめは別の記事でも紹介する予定です。

最後にフィリピンの永住権についてですが、世界で最も簡単に取れると言われています(!)結論から言うと、APECO特別永住権プログラムでは370万円ほど払えば永住権が取得できてしまいます。(永住権をお金で買う)

この金額は、「事業開発援助費」と「登録手数料」を合算した金額であり世界中でもこんなに簡単に(しかも安く)永住権がゲットできる国はありません…。

フィリピンでは人口の90%がキリスト教徒の国であり、同性婚についてはまだ認められていないのが現状です。

しかし、アメリカの会社「ギャラップ」の発表によると、LGBTQが暮らしやすい国ランキングではアジアで最も高い22位となりました。

多様な性を受け入れる文化のこの国では、同性愛を禁じているもののLGBTQに対する軽蔑もないのも事実です。マイノリティーでもそうでない人も自分をオープンにできる社会はとても居心地が良いものです。

フィリピンでは、自分の心に素直に生きることができそうですね。

生きづらさを感じるなら日本を出るべき【私も脱出します】

こんな感じで『LGBTQにとってオススメな海外移住先』をまとめてみました。

お気に入りの場所はありましたか?

お気に入りの場所が決まったら、次のステップは『収入を確保すること』です!

※それについての記事はこちらをご覧ください。

https://oh-my-goodness365.com/nomad-recommend-work/

同性婚が合法化されているか否か関係なく、自分にとって生きやすい場所を決めることは大切なことですよね。

今の日本では少し息苦しい、生きづらいと感じているならいっそ世界に出て見ることは良い選択かもしれません。違う世界を見ることで、今の自分の「あたりまえ」が覆されるでしょう。

そして様々な価値観や文化に触れることが結果的に自分の人生を豊かにしてくれるはずです。

私もあなたも人生はたった一度きり。

できるだけ多くの人や考え方に触れて感性を磨きましょう。

おわり!

Adios!

ABOUT ME
Yuri
女同士で0歳の娘を子育て中! 大好きな家族と旅するように生きることが目標。 2030年までに「ノマドワーカー」になり海外移住します。 『女同士の妊活・子育て』『海外移住・旅』『在宅ワーク・副業』 をテーマに経験や知識をもとに情報発信します。