こんな疑問にお答えします。
海外移住でもはや必須アイテムと言われている「クレジットカード」。
世界ではクレジットカードで支払うことが主流である国も多く、持っていないと現地で買い物をする際に苦労することが多くなってしまいます。
しかし、そんな必須アイテムであるクレジットカードですが、種類も非常に多いため、どのカードを選べばいいのか迷う人も多いはずです。
そこで、本記事では【海外移住でおすすめ!使い勝手の良いクレジットカード】を紹介します!
今回は、失敗しない失「定番」のクレジットカードを3つ厳選してみました。
あわせて、「クレジットカードの選び方」や「カード作成時の注意点」もお伝えします。
これから海外移住を予定している人、長期の海外赴任をする方はぜひ参考にしてみて下さいね!
・現役キャビンアテンダント
・今まで訪れた国は30カ国以上
・海外ホームステイ7カ国(タンザニア、ベトナム、アルメニア、ネパール、ウズベキスタン、イラン、セネガル)とフィリピン留学を経験。
・将来の夢は「家族で世界一周」
1.エポスカード
2.楽天プレミアムカード
3.Wiseデビットカード
日本で発行したクレジットカードはそのまま海外でも使える?
結論から言うと、住民票を日本に残すかどうかで、日本で作成したクレジットカードが移住先でも利用できるかどうかが変わります。
日本に住民票を残す場合であれば、今あるクレジットカードはそのまま利用が可能です。
例えば、1年未満の短期海外移住などの場合は、そのまま住民票を残すことも多いかも知れませんね。
海外移住後も日本国内の自宅に家族が住み続ける場合や、住民票を日本国内にある実家などに移すケースも当てはまります。
一方で、住民票を抜いて海外転出届を出す場合は、今あるクレジットカードが使えなくなる可能性があります。
なぜなら、金融機関のなかには、銀行口座の利用を日本居住者に限定する規約を設けているところも多いからです。
そのような規約がある場合には、日本国内に住所がなくなり銀行口座を解約することになると、それに紐付いているクレジットカードも解約が必要となります。
とはいえ、日本国籍であれば住民票が海外であっても引き続き口座を利用できる金融機関もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
以下は、【海外移住後も使える金融機関】です。
三菱UFJ銀行 | 出国前にグローバルダイレクトを契約(月額300円) |
---|---|
三井住友銀行 | 出国前にSMBCグローバル・ダイレクトを契約(月額216円) |
プレスティアSMBC信託銀行 | 非居住者となる場合は、「住所変更届 兼 居住性変更に関する届出書」を提出すれば、口座を持ち続けることができる(一部のサービスは利用不可)。また、国際キャッシュカードを申し込むことも可。 |
みずほ銀行 | 海外勤務者向け日本国内送金サービス(みずほダイレクトを契約している人向け) |
りそな銀行 | 口座を解約する必要はない。非居住者円預金のサービスあり。ただしインターネットバンキング(マイゲート)の海外からの利用は利用不可 |
ソニー銀行 | 住所変更後、基本的なサービスは通常通り使用可能。ただし、日本国内の連絡先となる人物を登録する必要がある。 |
主にメガバンクでは、非居住者でも口座を持ち続けることができ、「非居住者向けの特別なサービス」があることが分かります。
反対に、ネット銀行のほとんどは、非居住者となる場合は口座を解約する必要があります。
ここからは、【日本のクレジットカードを持ったまま移住する場合の手続き】についても補足で解説していきますね。
やるべきことは、以下の2点のみです!
・カード情報に登録されている住所を「実家」に変更する
・カードの有効期限を確認し、期限が近ければカード会社に連絡する
非常にシンプルですね。
まず、日本で作成したクレジットカードを持って海外移住する場合、クレジットカード情報に登録する住所は「実家」などの家族がいる住所に変更しておきましょう。
なぜなら、カード会社からのお知らせや新しいカードが届いた際には、家族に受け取りを依頼することができるからです。
あわせて、カードの有効期限を確認し、期限が近ければカード会社に連絡することも忘れずに行っておくといいですよ。
クレジットカードの有効期限が近づいているのであれば、カード裏面に記載のカード発行会社に連絡して、海外移住前に更新手続きが可能かどうか相談することが可能です。
カード会社によっては更新手続きの前倒しが可能で、通常より早く新しいカードを受け取れる場合があります。
更新を済ませておくことで、海外移住先に新しいクレジットカードを持っていくことができますよ!
海外移住でクレジットカードを持つべき理由
先程も”海外移住でのクレジットカードの必要性”には少し触れましたが、より具体的に【海外移住でクレジットカードを持つべき理由】を解説します。
・現地通貨でキャッシングや支払いができる
・支払い証明・個人の証明ができる
・カード付帯の海外旅行保険が使える
・急にまとまったお金が必要になったときでも安心
それでは、詳しくみていきましょう。
現地通貨でキャッシングや支払いができる
まず、現地通貨でキャッシングや支払いができるのは最大のメリットではないでしょうか。
当たり前ですが、海外では日本円は使うことができません。
しかし、日本円をわざわざ両替所に行って両替するのは面倒ですよね。
そんな時に、現地通貨を持っていなくてもクレジットカードが一枚あれば、いつでもどこでもキャッシングや支払いができて便利ですよ。
海外移住後は引っ越しなどでバタバタしますが、カードを持っているだけでスムーズに生活をスタートできるはずです。
支払い証明・個人の証明ができる
クレジットカードを持つと良い理由として、支払い証明や個人証明になるということも大きなメリットです。
海外ではあなたの身分を証明するものってなかなかないんですよね。
そんな時に、クレジットカードがあれば、あなた個人の証明にもなりますし、「支払いができる」という信頼を証明することが可能です。
クレジットカードはきちんとした審査があるため、クレジットカードを持っているだけで、現地の人からも信頼を得ることができるはずです。
カード付帯の海外旅行保険が使える
海外で病院にかかると診察料や治療費が高額になることもしばしば。
そのため、海外移住者は保険に入っておくことをおすすめしています。
ちなみにですが、海外移住に必須である海外保険については、「【裏技アリ】海外に住むのに「保険」は必要?おすすめの海外保険5選!」で詳しく解説しています。
とはいえ、海外保険って1年で数十万円かかるなど、決して安くはない金額なんです。
しかし、クレジットカードに海外保険がついていることで、数ヶ月分の保険費を節約することができます!
海外移住の初期は出費もかかることから、できるだけお金を節約したい方には、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用するのはかなりオススメです。
急にまとまったお金が必要になったときでも安心
海外移住の初期では、引っ越しで家具を揃えたりと大きなお金が必要になりがちです。
そんな時に、クレジットカードはまとまった支払いができるので非常に便利ですよ。
一枚持っておくだけで、海外生活をスムーズに始められるなら、もはやクレジットカードを持たない理由はないはずです。
海外移住に最適なクレジットカードの選び方は?
という方向けに、ここからは【海外移住に最適なクレジットカードの選び方】を解説します。
ポイント①:「VISA」か「Master」
ポイント②:補償が手厚い
ポイント③:マイルが貯めやすい
ポイント④:海外キャッシングができる
上記のポイントに当てはまるカードを選びましょう!
ポイント①:「VISA」か「Master」
まず、海外移住に使用するカードを作る際に選ぶべき決済ブランドは、ズバリ「Visa」か「Master」の二択です。
どこの国に住むかによっておすすめのカードが異なりますが、Visaはアメリカ方面に強く、Masterはヨーロッパ方面に強いと言われています。
ちなみに、2023年時点の決済ブランドの世界普及率は「Visa」が約38%(第一位)、「 Master」が約24%(第三位)となっていて、合わせて約62%となっています。
順位 | 国際ブランドの世界のシェア率 |
---|---|
1位 | Visa 38.81% |
2位 | 銀聯 34.09% |
3位 | Mastercard 24.11% |
4位 | American Express 4.37% |
決済に困る機会を減らすためにも、これら2つの決済ブランドが選択できるクレジットカードを選んでみてくださいね。
また日本発祥の決済ブランドであるJCBは、日本の観光客が多いハワイでは使えますが、ヨーロッパでは対応している店舗が比較的少なくて決済ができないこともあるので注意が必要です。
ポイント②:補償が手厚い
クレジットカードに付属している保険内容は、カード選びの一つの決め手になります。
海外に慣れていない場合は、病気や怪我などの予期せぬトラブルに巻き込まれることがあるでしょう。
例えば、海外でよくあるスリやひったくりなどの犯罪や、屋台のご飯を食べて食中毒になるといった場合でもカード付帯の保険がカバーしてくれたりします。(なんて便利なんでしょう!)
例えば、エポスカードを契約して10万円のデジタルカメラが盗難にあった場合、自己負担分3,000円を差し引いた97,000円が保険によって返ってきます。
海外生活で起こる万が一のトラブルに備えて、できるだけ補償が手厚いカードを選びましょう。
ポイント③:マイルが貯めやすい
海外移住をすると、定期的に近隣諸国へ旅行に出掛けたり、日本へ帰国するなど飛行機に乗る機会が増えます。
そんなとき、マイルが使えるとお財布にも優しく旅費を節約できるでしょう。
しかし、クレジットカードのブランドやグレードによってマイルの貯めやすさは異なります。
例えば、通常の楽天カードでは年会費無料の楽天カードより、年会費11,000円の楽天プレミアムカードの方がマイルが溜まりやすくなります。
アメリカンエキスプレスなど、その他のカード会社でもグレードによって溜まりやすさが変わるので、自身にあったクレジットカードを選ぶことが大切です。
ぜひ、クレジットカードを選ぶ一つの基準にしてみてくださいね。
ポイント④:海外キャッシングができる
クレジットカードを使用して、海外のATMで現金を下ろせるキャッシング機能付きのクレジットカードを持っているといざという時に安心です。
やはり、現地のローカルのお店に行く時やチップを渡す際などには、現金の支払いが必要になる場合もあります。
慣れない国だととくに予期せぬトラブルに遭遇する可能性があるので、どんな時でも対応できるように海外キャッシングができるクレジットカードを選ぶといいでしょう。
海外移住におすすめのクレジットカード3選
いかがでしょう?
クレジットカードの選び方は、しっかり理解できたのではないでしょうか。
とはいえ、世の中には星の数ほどさまざまな種類のクレジットカードが存在します。
「結局どのクレジットカードがおすすめなの?」
という人も多いと思うので、ここでは【海外移住におすすめのクレジットカード3選】を紹介します!
迷ったらこのランキングを参考に選んでくださいね!
1.エポスカード
2.楽天プレミアムカード
3.Wiseデビットカード
海外長期滞在者におすすめなのは、定番の「エポスカード」です。
海外移住だけでなく、海外旅行や世界一周旅行者からも圧倒的な指示を受けているエポスカード。
なんといっても年会費が無料にも関わらず、海外旅行保険の補償が手厚いんです!
そのため、海外に長期滞在するなら必ず持っておきたい1枚です。
海外旅行保険は「利用付帯」となります。
このカードを持っていることで、海外で長期間保険に加入しないで節約できるある「裏ワザ」が可能です。
詳細を知りたい人は、別記事「【裏技アリ】海外に住むのに「保険」は必要?おすすめの海外保険5選!」をご覧下さい。
・年会費無料のカードを持ちたい方
・ポイントや特典の多いカードを持ちたい方
・海外旅行保険の補償内容が良いカードを求めている方
オススメ度 | |
---|---|
発行会社 | 株式会社エポスカード(丸井グループ) |
入会費・年会費(税込) | 永年無料 |
発行までの期間 | 最短即日発行 |
決済ブランド | Visa |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外旅行保険 | あり:利用付帯 |
海外キャッシング | ○可能 |
入会特典 | 新規加入で2,000ポイント |
特徴 | 海外旅行保険利用付帯 旅行保険の補償内容が充実 10,000店舗の優待が受けられる VISAタッチ決済可 |
続いてのおすすめは、世界各国にあるラウンジが利用できるパスが付いてくる「楽天プレミアムカード」です。
海外移住をすると、どうしても近隣国に遊びに行く時や日本に帰国するときなど、空港を利用することも増えますよね。
楽天プレミアムカードを持つと「プライオリティパス」が発行されて、なんと国内・海外の1,300以上の空港ラウンジを無料で使うことができます!
ラウンジでは乗り継ぎの間にシャワーを浴びたり、無料でビュッフェが食べれるなど素晴らしいサービスが受けられます。
また、日頃から楽天圏でお買い物することが多い人なら、このカードを使えばポイントが6倍貯まるのでお得ですよ。
・楽天ポイントを効率よく貯めたい方
・家族カードを作りたい方
・国内・海外の1,300以上の空港ラウンジを無料で使いたい方
・海外旅行保険の補償内容が良いカードを求めている方
オススメ度 | |
---|---|
項目名発行会社 | 楽天カード株式会社 |
入会費・年会費(税込) 年会費 | 11,000円 |
発行までの期間 | 最短1週間 |
決済ブランド | Visa、Mastercard、JCB、American Express |
ポイント還元率 | 1〜5%(100円で1ポイントから) |
海外旅行保険 | あり:自動付帯 |
海外キャッシング | ○可能 |
入会特典 | 新規加入&利用で最大5,000ポイント |
特徴 | 海外旅行保険自動付帯 旅行保険の補償内容が充実 ポイント還元キャンペーンが豊富 楽天ポイントが貯めやすい 国内・海外 1,300以上の空港ラウンジ利用が無料 VISAタッチ決済可、MASTERタッチ決済可 その他特典 トラベルコースの場合「手荷物宅配サービス」が使える |
海外移住で私が密かにおすすめしているのが「Wiseデビットカード」です。
デビットカードはクレジットとは異なり、使った金額はすぐにその場で引き落とされるのが特徴です。
このWiseカードのすごいところは、50種類以上の通貨を1枚のカードで管理し、外貨のまま、あるいは両替して決済に使うことができる点です。(めちゃくちゃ便利!)
また、両替手数料は一般的なカードよりも格安に設定されているため、外貨利用の多い人に最適です。
ATMから現金を引き出すこともできるため、海外旅行や出張には特に便利ですね。
・海外で通貨を使う機会が多い方
・海外に取引先が多い、もしくはビジネスを行っている方
・クレジットだとついつい使い過ぎてしまう方
発行会社 | Wise Payments Limited(イギリス) |
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入会費・年会費(税込) 年会費 | 無料 |
発行までの期間 | 1週間〜10日 |
決済ブランド | Visa、Mastercard |
両替手数料 | 0.45%-3%(例:日本円→米ドルなら、0.6%) |
支払い可能通貨数 | 53通貨 |
海外キャッシング | ○可能 |
特徴 | 世界175か国以上でカードを使用しながら53種類の外貨で支払いできる マルチカレンシー口座とリンクできる 毎月最大3万円まで、無料で現金の引き出しが可能 |
海外移住のためのクレジットカードを作る際の注意点
おすすめのクレジットカード一覧で気になるカードは見つかりましたか?
理想のクレジットカードが見つかったら、海外移住前に申請を済ませておきましょう!
と、その前に!!!
海外移住のためのクレジットカードを作る際にいくつかの注意点があります!
カード申請前に一度確認してからクレジットカードの申請を行いましょう。
・住所を実家に変更しておく
・オンライン明細に切り替える
・海外で利用できる金額の設定をしておく
上記の3点は、海外移住前にしっかりと設定などを済ませておく必要があります。
住所を実家に変更しておく
まず1つ目のポイントは、配布物などが届く住所を実家などに変更しておくことです。
先程も少し触れましたが、クレジットカードを利用するためには「日本の住所」が必要です。
しかし、長期で海外移住をされる人は、出国前に引っ越したり、家を引き払ったりする方も多いのではないでしょうか?
そんな時には、住所を実家に変更することで、配布物などをとっておくように依頼することもできて便利ですよ。
オンライン明細に切り替える
次にやっておくべきことは、オンライン明細への切り替えです。
クレジットカードを利用すると届く明細書。
意外とみなさんも忘れがちですが、事前にオンライン明細にしておくと、ネット上で明細を確認できますし、登録した日本の住所に明細が届くこともありません。
ぜひクレジットカードを申し込みする時に”オンライン明細”の設定にしておくことを忘れないようにして下さいね。
海外で利用できる金額の設定をしておく
最後に、海外で利用できる金額の設定をしておくことも重要です。
事前に海外で利用できる金額に設定しておくことで、使いすぎる心配もありません。
また、カードによっては海外渡航前に事前に海外利用の申し込みをしないと現地でカードを利用できないケースもあるようなので、事前に確認しておきましょう。
海外移住前にクレジットカードを発行する方法(手続き)
海外移住が決まったら、現地へ渡航する前に必ずクレジットカードの手続きを済ませておきましょう。
なぜなら、海外に行ってしまうと、本人確認の書類やカードがそもそも現地の住所に届かなかったりするトラブルも結構あるからですね。
ぜひ、日本にいるうちからカードの申請〜受け取りまでを済ませておくと安心ですよ。
【クレジットカードを発行する流れ】は以下のとおりです。
STEP1. クレジットカードを選ぶ
STEP2.必要事項を入力して送信する
STEP3. 本人確認書類を送付する
STEP4. カード会社による審査
STEP5. クレジットカードを受け取る
上記の流れで、大体郵送で3週間〜1ヶ月ほどで作成することができます。
申請をスムーズに進めるためにも、事前に用意すべきものをお伝えしておきますね。
・本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど顔写真が記載されているもの)
・現住所が確認できるもの(健康保険証や住民票など)
・銀行口座情報
STEP1. クレジットカードを選ぶ
まずは、自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを選びましょう。
どのようにカードを選ぶべきか、どのカードがいいか迷われた方は、ぜひ記事の前半の【クレジットカードの選び方】や【海外移住におすすめのクレジットカード】をご覧下さい!
クレジットカードの種類やカード会社によって、付帯サービスは大きく異なります。
例えば、旅行傷害保険は多くのクレジットカードに付帯されているサービスですが、国内と海外の両方補償されるのか、補償金額がいくらかは、クレジットカードによって違います。
また、クレジットカードの国際ブランドや年会費、ポイント還元率なども、クレジットカードを選ぶ際に検討すべきポイントとなるでしょう。
STEP2.必要事項を入力して送信する
次に、申請書類に必要事項を入力して送信します。
入力する情報は、住所、氏名、生年月日、職業、勤務先、勤務先の規模、役職の有無、家族や住まいの状況など、幅広い項目に及びます。
ここで記載ミスがあると、再度書き直しが必要となり時間のロスに繋がるので注意が必要です。
情報を入力後も、入力ミスがないか何度か見返してから情報を送りましょう。
STEP3. 本人確認書類を送付する
続いては、本人確認書類を送付します。
運転免許証などの本人確認書類は、必要な部分をスマートフォンで撮影してデータをアップロードする方法と、コピーをとって郵送する方法があります。
これは、カード会社によって対応が異なりますので、事前に説明などをよく読んで確認しましょう。
本人確認書類を送付したら、一通りの申請作業は終了です。
申し込んだ内容に関する詳細がメールなどで送られてきますので、クレジットカードを受け取るまで保管しておいてください。
場合によっては、申し込み内容などについてカード会社から確認の電話がかかってくることもあります。
STEP4. カード会社による審査
申請者にとってはドキドキの期間。
クレジットカード会社が、本人確認書類を確認して審査をします。
クレジットカードの審査や発行されるまでの時間は、一般的に本人確認書類をカード会社に送信・送付してから、1週間程度を見ておけばいいでしょう。
審査が通った後、クレジットカードが手元に届くまでの期間は、約1~3週間となります。
送信・送付した書類や申し込み内容に不備があれば、カード会社から確認の連絡が入るため、さらに時間がかかってしまうので注意してくださいね。
STEP5. クレジットカードを受け取る
無事にカード審査が通ったらクレジットカードが発行されます!
多くの場合は郵便で「簡易書留」や「本人限定受取郵便」で送付されますが、最近は、佐川急便の「受取人確認サポート」サービスを利用するカード会社も増えています。
簡易書留は、カードに申し込んだ本人が不在でも同居している家族であれば受け取ることができますが、本人限定受取郵便、受取人確認サポートの場合は、本人でなくては受け取ることができません。
さらに、受け取る際に、本人限定受取郵便は顔写真付きの本人確認書類、受取人確認サポートの場合は、運転免許証などの公的証明書と事前に登録したパスワードが必要となります。
カード会社によって、クレジットカードの発送方法が異なりますので、事前に確認し、カードを受け取る際に必要なものがあれば準備しておくとスムーズですよ。
海外移住に使うクレジットカードに関するよくある質問
最後に、【海外移住で使うクレジットカードに関するよくある質問】に答えます。
クレジットカード申請前に、疑問点を解消しておきましょう!
Q1:海外移住先でのクレジットカードの更新はどうすれば良いですか?
Q2:更新で新しいカードを海外の移住先に送ってもらうことはできますか?
Q3:クレジットカードの住所変更を忘れた場合、解約になりますか?
Q1:海外移住先でのクレジットカードの更新はどうすれば良いですか?
A:クレジットカードの有効期限が近づいたら、カードの更新が必要です。
更新時には、新しいカードが登録住所に郵送され、それを必ず本人が受け取る必要があります。
その際、家族や代理の人では受け取れないことがほとんどなので注意が必要です。
つまり、カード名義人が海外にいながら新しいカードを受け取るのは難しいということになります。
そのため、カードの更新は必ず日本にいる間に行っておく必要があります。
まだ更新期間に入っていない場合でも、事情を話せば早めに更新手続きをしてくれる場合もあるので、カードの発行元に相談してみてくださいね。
Q2:更新で新しいカードを海外の移住先に送ってもらうことはできますか?
A:新しいカードを海外移住先に届けられるかどうかは、カード会社によって異なります。
届けてもらえる場合でも、事前に連絡して移住先の住所を伝える必要があります。
カード裏面に記載されているカード発行会社に電話して、事前に確認してみましょう。
Q3:クレジットカードの住所変更を忘れた場合、解約になりますか?
A:もし住所変更を忘れ、重要な郵便物が受け取れなくなると、最悪の場合カードが解約になってしまうこともあるので注意が必要です。
そのため、海外に引っ越す前に、必ずクレジットカードの住所を日本在住の家族や実家のものに変更しておくことを忘れないで下さい。
もし日本で郵便物を受け取れる住所が無くなる場合、そして海外の住所ではクレジットカードを利用できない場合は、カードを解約しましょう。
まとめ:海外移住にクレジットカードは必要不可欠!
いかがだったでしょうか?
海外ではどんどん現金を使う場所も少なくなってきました。
最近では、「クレジットカード」や「電子決済システム」が主流になりつつあります。
そのため、海外移住するならもはや”クレジットカード”は必要不可欠と言えます。
とはいえ、クレジットカードであればなんでもいい訳でもありません。
決済ブランドやマイル、海外旅行保険付帯などをきちんと把握し、海外移住に最適なお供を選ぶべきです。
クレジットカード選びは、海外生活の明暗を分けるといっても過言ではありません。
ぜひ、記事を参考にしてあなたのライフスタイルに合う理想のクレジットカードを見つけて下さいね!