こんな疑問に応えます。
日本では、「家にメイドを雇う」なんてお金持ち家庭しかできない特別なことというイメージがありますよね。
しかし、東南アジアなどでは一般市民でもメイドが雇うことができてしまいます。
これは物価の問題でもありますが、日本でメイドを雇って家事・洗濯・掃除・子守なんかをお願いすると月40万円〜100万円程かかるそうです。
しかし、フィリピンやタイ、マレーシアなどの東南アジアの国では月に月1万円〜5万円程度で利用可能です。
自分の時間を確保して余裕のある暮らしを楽しみたい人や、仕事に集中したい人、子育て世帯にとっては心強い味方です。
一方で、メイドを雇う際の情報不足が原因でトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。
この記事では、「メイドを雇うメリット・デメリットを知って、慎重に利用を判断したい人」や「メイドを利用する予定で、雇う際のポイントが知りたい人」向けに解説していきます。
この記事で学べること
・海外でメイドを雇うメリット・デメリット
・メイドを雇う際のポイント
海外でメイドを雇うメリット・デメリット
「メイドを雇う」といっても、日本でメイドを雇っている家庭はあまりいないので、正直イメージが沸かないかもしれません。
日本で「メイドを雇う」という選択肢は選びづらいのが現状ですが、海外では一般家庭でもメイドを雇うことができます。
しかし、メイドを雇うのに必要な情報が得られなくて迷うことも多いはず。
事前にメイドを雇うメリットとデメリットを把握しておくことで、「こんなはずじゃなかった!」といったトラブルを避けられます。
ここでは、海外でメイドを雇うメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
海外でメイドを雇うメリット
海外でメイドを雇うメリットは以下のとおりです。
①とにかく楽!時間・体力・心に余裕ができる
②仕事に集中できる
③自分が病気のときなどに頼りになる
④パートナーと2人だけの時間を過ごすことができる
⑤子どもにとっていい英語の先生になる場合がある
それでは詳しく解説していきます。
メリット1.とにかく楽!時間・体力・心に余裕ができること
メリットの1つ目は「とにかく楽!時間・体力・心に余裕ができる」ことです。
日本では共働きの家庭が増えてきていますが、家事・掃除・洗濯・子どものお世話を自分たちで完璧にこなしていくことはほぼ不可能…。
部屋はめちゃくちゃ、毎日仕事で疲れた身体にムチを打って家事に追われるのは本当に辛いですよね。
いくら大変でも、日本では収入が高くないと「家政婦」を雇うなんて到底無理な話です。
そんな時にメイドさんがやらなければならない全ての家事をやってくれたらどうでしょう?
毎日部屋がきれいで、美味しい料理も時間になったら出てきます。
小さい子どもがいる家庭では、子育ての息抜きにもなって精神的な余裕にも繋がりますよね。
余裕がない時には子どもたちへイライラしがちですが、きっとそんな悩みからも解放されるでしょう。
メリット2.仕事に集中できる
メリットの2つ目は「仕事に集中できる」こと。
多くの日本人は仕事で真面目に働いて、帰宅してからもきっちり家事をこなします。
しかし、頑張りすぎて体調を崩したりストレスが溜まってしまうと仕事のパフォーマンスも落ちてしまいますよね。
東南アジアでは安くメイドを雇うことが可能なので、家のことは思い切って任せてしまうようにすれば、その分仕事にコミットできるはず。
時間的余裕も生まれるので、読書や英語、資格の勉強などでスキルアップすることもできてしまいます。
メリット3.自分が病気のときなどに頼りになる
「自分が病気のときなどに頼りになる」のは、大きなメリットかもしれません。
自分が体調不良のときには、メイドはとても頼もしい存在ですよね。
また、子どもが急な熱を出した時に保育園のお迎えを頼んだり、病院へ連れていく時に他の兄弟の面倒を見てもらうこともできます。
メリット4.パートナーと2人だけの時間を過ごすことができる
メリットの4つ目は「パートナーと2人だけの時間を過ごすことができる」です。
育児をしていると、子どもを誰かに預けるわけにもいかないのでなかなかパートナーと2人きりの時間を過ごすことができませんよね。
たまには、2人きりでディナーを楽しんだり、映画を観に行ってリラックスしたいと思うこともあるはず。
メイドに子どもたちを見てもらうことで、2人だけの時間を楽しむことが可能です。
欧米のカップルでは、週に1度メイドに子どもたちを見てもらい、夫婦2人だけの時間を楽しんでいるカップルも多くいるようです。
たまには、夫婦水いらずの時間を過ごして気分転換してみるのはいかがでしょうか。
メリット5.子どもにとっていい英語の先生になる場合がある
外国人のメイドを雇うメリットとして「子どもにとって英語の先生になる」場合があります。
特に、フィリピン人のメイドさんなら英語が堪能な場合が多いので、子どもたちの面倒を見てくれる時には英語でコミュニケーションすることになるでしょう。
子どもの吸収力は高いので、メイドさんと楽しく遊びながら英語をどんどん学んでいけるというメリットがあります。
海外でメイドを雇うデメリット
海外でメイドを雇うことで得られるメリットは紹介しましたが、続いてはデメリットを紹していきます。
デメリットを把握しておくことで、事前にトラブルを避けることにも役立ちます。
海外でメイドを雇うデメリットは以下のとおりです。
①気を遣う
②相性が合わない
③盗難に遭う
④パートナーと性的関係を持つ可能性もある
それでは詳しく解説していきます。
デメリット1.気を遣う
自分の家に他人が常に居る感覚に慣れていないためか、それとも日本人の性なのか、どうしてもメイドさんが家にいることに気を遣ってしまう人は多いはず。
メイドを長く雇っていると、そんなに気にならなくなっていくのかもしれませんが慣れるまでに時間はかかりそうですね。
デメリット2.相性が合わない
これはメイドを雇う上で大切なポイントです。
メイドと言えど相手も同じ人間なので、人間的に合う合わないがありますよね。
性格の不一致により、せっかく契約したメイドを解雇してまたイチから新しいメイドさんを探すのも大変ですし、最悪の場合トラブルに発展してしまうケースもあります。
また、自分の家事の仕方にこだわりが強い人や完璧主義な人は、メイドの家事のやり方にストレスが溜まってしまう可能性があります。
メイドさんに自分流の家事の仕方を教育するのも大変なうえ、メイドを雇うことでストレスが溜まってしまうなら、メイドを雇わない方がいいかもしれません。
デメリット3.盗難に遭う
起こって欲しくないことですが、メイドを雇う場合にこのようなトラブルが発生する可能性があります。
それも、メイドさんは家主が盗難に気付かないような小さいものを、少しづつ頂いていくようです…。(苦笑)
最悪のケースでは、ごっそり家のものを泥棒して、そのまま行方をくらましてしまうこともあるそう。これは、笑えませんね。
メイドを雇う際のポイントとしては、
・多少割高でも、しっかり教育されているメイドを雇う
・あくまでも「メイド」としての接し方を心がける(家族のように接することはしない)
・防犯カメラを設置する
・メイドのパスポートを預かって逃げないようにする
・自分が家に居る時にお手伝いを依頼する
・複数の家でメイドをしているような信頼のある人を雇う
などの対策が有効です。
デメリット4.パートナーと性的関係を持つ可能性もある
映画やドラマでは頻繁に起こる設定ですが、残念ながら現実でも起こるようです。
住み込みでメイドをするという場合、同じ屋根の下で生活することになりますよね。
いくらメイドと言えど、情も移ってきます。
さらに若くてキレイなメイドさんだった場合、パートナーや思春期の息子と性的関係を持ってしまう場合があるようです。
そんなリスクを回避するには、ベテランの歳上メイドさんを雇うのも一つの方法かもしれませんね。
メイドを雇う際のポイント
こんな悩みを解決すべく、ここでは海外でメイドを雇う際のポイントについて解説します。
ポイントは以下のとおり。
①メイド探しはエージェントor紹介で探す
②通いか住み込みかは、好みや仕事の都合で選択する
③メイドさんの宗教もしっかり把握しておく
④複数の家庭で仕事をしているメイドはおすすめ
⑤とりあえず1ヶ月試用期間を設ける
それでは詳しく解説していきます。
ポイント1.メイド探しはエージェント or 紹介で探す
メイドを雇う方法としては、「エージェントに紹介してもらう」もしくは「人からの紹介」の2つの方法があります。
自分が住んでいる地域でメイドを探せるエージェントで登録し、そこから紹介してもらうことができます。
エージェントで紹介してもらう際のポイントとしては、少々割高でもしっかりと教育された人を紹介してもらうことです。
教育も全くなく、ただ人を紹介するだけのエージェントもありますが、そういう所から紹介されると後で自分がメイドの教育をしなければいけなくなるので正直大変だと思います。
また、場所によってはエージェントがないところもあるので、そういった場合には知り合いからの紹介という形で探すことになります。
知り合いからの紹介は良い人かどうかは運によるので、紹介された人の人柄や仕事に対する姿勢、マナーなどしっかり見極めた上で雇うか判断した方がいいでしょう。
ポイント2.通いか住み込みかは好みや仕事の都合で選択する
メイドを雇うにあたって、2つの契約パターンがあります。
・通い:基本的には、メイドさん自身の自宅から決まった時間に通って来てもらい、サポートしてもらう
・住み込み:自分の家にメイドさんが住みながらサポートしてもらう
選ぶポイントとしては、「好み」と「仕事の都合」によってどちらが合っているのか決めるのが良さそうです。
仕事の都合で日中だけ家事を任せたいのであれば、通いで自分が不在の時に来てもらい、家に一緒にいること抵抗があまりなく、朝と夜もサポートしてもらいたいなら住み込みで働いてもらうなど、柔軟に対応していけばOKでしょう。
ポイント3.メイドさんの宗教もしっかり把握しておく
大部分のメイドさんは、自分の国から出稼ぎに来ている外国人だったりします。
国籍でいうと、フィリピン、インドネシア、ミャンマーなど。
主に東南アジアの国々から来ている人が多いのですが、雇う上で配慮しなければいけないのは「宗教」です。
例えば、
・フィリピン→キリスト教(カトリック)
・インドネシア→イスラム教
・ミャンマー→仏教
など、同じ東南アジアでも宗教が見事にバラバラだったりします。
メイドを雇う上で、宗教に応じた以下のような配慮が必要です。
内容は一例ですが、
・フィリピン人→キリスト教徒にとって特別な日「クリスマス」の過ごし方への配慮
・インドネシア人→イスラム教で禁止されている豚肉を料理に使わない
という具合。
メイドさんが長く働き続けられる環境を作ってあげることが大切です。
ポイント4.複数の家庭で仕事をしている人はおすすめ
メイドさん選びで「信頼できる人物」を探すのは意外と大変だったりします。
たまたま良い人と出会えたらラッキーですが、どんな人物か見極めるのは実際に働き始めないと分からないこともありますよね。
見極めるポイントとしては、複数の家と契約を結んでいるメイド(住み込みで働いてもらうのは無理ですが)を探してみることです。
複数の家で働いている人はそれなりに「信頼」されている人物である確率が高く、もしもいい加減な仕事や盗みなどをしようものならその噂が広がり仕事がなくなるため、自制心がきくといった可能性が高いです。
信頼がおけて、しっかり真面目に働く人を見つけるならこういったポイントでメイドを探してみるのもいいでしょう。
ポイント5.とりあえず1ヶ月試用期間を設ける
もし良いメイドさんが見つかったら、まずは1ヶ月試用期間として実際に働いてもらいましょう。
実際に働いてもらうことで、メイドさんの仕事に向き合う姿勢や相性、信頼できる人物かを見極めることができます。
すぐに雇ってしまうとなかなか解雇できなかったりするので、はじめに試用期間を設けおくのはおすすめです。
メイドを雇う最大のメリットは、時間を生み出すことだと思う
いかがだったでしょうか?
海外移住先でメイドを雇うことができる環境なら、試しに雇ってみるのもアリだと思います。
日本ではなかなか経験できないことでもあり、異国の人とコミュニケーションをとるのは非常に面白いのではないでしょうか。
さらに、メイドを雇う最大のメリットは「時間が生まれること」です。
家事・掃除・買い物・掃除・育児などに使われる時間をメイドを雇うことによって節約できるなら、空いた時間を仕事にコミットする、新しいアイデアを考える、勉強や読書に当てる、ジムに通ったり、副業するということも可能です。
どんなお金持ちでも「時間」は皆平等です。
効率よく時間を節約して、人生をより豊かにしていきましょう!
終わり
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