こんにちは、Yuri(@lovethelife365)です。
わたしは、2018年に同性のパートナーと養子縁組し、2019年に精子バンクを利用して子どもを妊娠・出産しました。
現在はパートナーと子育て真っ最中です。
今回は「同性カップルでおすすめの結婚指輪とLGBTフレンドリーなお店」を紹介していきます。
わたしもパートナーと養子縁組をしたタイミングで結婚指輪を購入しました。
しかし、「同性同士で結婚指輪は買えるのだろうか。」「もしも入店や購入を断られたらどうしよう…。」と悩んだものです。
同じように、同性カップルで結婚指輪を購入しようと考えている方に向けて詳しく解説していきます。
この記事を読むことによって以下のことが分かります。
・LGBTフレンドリーな結婚指輪専門店とは?
・同性カップルが結婚指輪を探す際のポイント
それでは見ていきましょう。
LGBTフレンドリーな結婚指輪専門店
結婚指輪を購入するなら、実際に指輪を比べてみて、気に入ったものを試着してみたいですよね。
ネットで買うことも可能ですが、人生の大切な節目に後悔しない結婚指輪選びをするためにもお店に足を運ぶのは必須です。
しかし、
「同性カップルでも結婚指輪は買えるの?」
「店舗に行ってもお断りされたらどうしよう…」
などの不安があったりしませんか?
そんな不安を無くすために、「LGBTフレンドリー」である結婚指輪専門店をいくつか紹介します。
・ティファニー
・ケイ・ウノ・ブライダル
・銀座リム
・カルティエ
・雅-miyabi-
・4℃
・SORA
それでは詳しく解説します。
ティファニー
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1837年創業のニューヨークのトップブランドで、世界五大ジュエラーのひとつでもあるティファニー。
オープンハートのネックレスに代表されるように、華奢で可愛らしいデザインが人気です。
そんな大人気ブランド「ティファニー」は、広告にも積極的に同性カップルを起用しています。
なかでもゲイカップルのTVCMは胸が熱くなるような内容です。
ティファニーはLGBTフレンドリーなジュエリーブランドの先駆けと言って良いでしょう。
https://youtu.be/eIFE0cX48Ic
ケイ・ウノ・ブライダル
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K.UNO(ケイウノ)は、1981年創業の日本最大のオーダーメイド・リフォーム専門ブランドです。
ケイウノでは、代表や各部署の責任者が「LGBTダイバーシティ研修」を受講して、全店舗のスタッフに教育を行っています。
さらに、フルオーダーメイドやアレンジの指輪を扱うケイウノは、性別にとらわれないデザインにも向いています。
また、大切な結婚指輪を自分たちで手作りできるDIYコースもおすすめです。
わたしは最終的にはカルティエで指輪を購入したのですが、最後までケイ・ウノと迷いました…。
銀座リム
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銀座で25年以上続くブライダルリング専門店。
来店予約の際に、フォーマットの性別欄に「LGBT欄」が設けられており、個室での接客を希望することができます。
個室で周りの目を気にせず、気兼ねなく指輪選びを楽しめるのはいいですね。
また、希望に応じて店内を通らずに別の入り口から個室へ入ることも可能です。
じっくりパートナーと結婚指輪選びを楽しみたいカップルにはおすすめです。
カルティエ
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1847年にルイ=フランソワ・カルティエによってパリで創業したカルティエは、「王の宝石商、宝石商の王」と呼ばれ、カルティエのレッドボックスに入った輝く指輪は多くのカップルを魅了してきました。
わたしはここでパートナーと指輪を購入しましたが、予約時に「同性パートナーと結婚指輪を購入したい」と伝えたところ、個室で指輪選びを楽しめるようさりげなく配慮してくれました。スタッフの方も良い意味で私たちを特別扱いをせず、気兼ねなく指輪を選ぶことができました。
雅-miyabi-
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京都、表参道、横浜元町に店舗のある個性的なデザインで知られるブランドで、LGBTウエディングを提案しています。
ユニセックスなデザインや、シンプル、個性派などのデザインイメージなどLGBTのためのカップルリングやウェディングリングがあります。
4℃
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2018年に、LGBTの客に対しての「4℃」の接客が素晴らしかったというツイートが話題になった4℃。
投稿には、過去に4℃で同じような体験をしたLGBTから「彼女の写真を見せて似合いそうなネックレスを選ぶのを手伝ってもらいました」「男性同士で結婚指輪を買いましたが、俄が素晴らしかったですよ。なにも聞かず、それでいてさりげなく応援してくれる雰囲気でした」「こちらのことを一瞬で理解してくれて助かりました」など、共感と称賛の声が多く寄せられたそうです。
「個性と創造力を大切にし、調和のとれた人間集団づくりを行うこと」、「人の感情を大切にし、お互いの存在を認め合う」を掲げている4℃では、スタッフにも企業の考え方が浸透しているようです。
彼女に指輪をプレゼントするのを口実に、◯丸一階ジュエリー売場内6店舗でフレンドリー度合を体当たりチェックしたけど、あるブランドでは、同性のパートナーにプレゼントすると伝えた瞬間一気に引かれて、塩接客になった。フォビア?冷やかしと思われた?
唯一良かったのが4℃
彼女にプレゼントすると伝えた瞬間、すごいビックリしてたけど、「じゃあ、ペアリング無理して男性デザインの選ばなくても、女性デザインのを二つ買ってペアリングにするのも良いですね^^」と切り返しで提案型接客素晴らしい!帰り際「サプライズですよね?頑張って下さい!」と背中を押してもらった
ペアリングだけじゃなく、結婚指輪とか婚約指輪とか色々見せて貰えたし、LGBTのお客様だろうとなんだろうと、その時必要な提案と接客をする姿勢が大切だと痛感した。
札幌で彼女とペアリング買うなら4℃行けば、不快な思いしないのでオススメ— えり (@esososo1106) February 6, 2018
SORA
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表参道にあるオーダーメイドのブライダルジュエリーブランドで、金属アレルギーの人でも安心なジルコニウムやチタンなどのレアメタル素材の結婚指輪が人気です。
指輪のカラーは赤・黄・緑・青・紫・虹色など、カラフルで可愛いデザインも!
「他の人と同じじゃつまらない!」、「見る度にドキドキワクワクする」そんな結婚指輪が欲しいカップルにおすすめです。
また、SORAでは2015年の全社員研修で「LGBT」についての研修会が行われています。
LGBTアライアンスの店舗として、東京レインボープライドへの参加や、映画「ジェンダー・マリアージュ」のサポートなども行っています。
同性カップルが結婚指輪を探す際のポイント
続いては、同性カップルが結婚指輪を購入する際のポイントです。
パートナーと指輪を購入したいけど、結婚指輪を買う際にどんなことに気をつけた方がいいのか気になりますよね。
ポイントは以下のとおりです。
・予約時に「同性カップル」であることを伝える
・男女のリングを無理に探さない
ポイントはこの2点です。
それでは、詳しく解説します。
予約時に「同性カップル」であることを伝える
予約時に「同性カップルである」旨を伝えると、実際に店舗へ行った時にわざわざ他のお客さんがいる中で店員さんに説明する手間を省けます。
さらに「同性カップル」であることを伝えることによって、場合によっては個室で指輪を選ぶなどの配慮をしてくれる場合も。
しっかり事前に伝えることによって、指輪選びの際に配慮してくれたり、スタッフ側にもしっかりサポートする準備ができるのでお互いにウィンウィンなのではと感じます。
とは言っても、予約する時に「同性カップルであること」をカミングアウトするのは少し勇気が必要ですよね…。
わたし自身も店舗に予約の電話をする時、断られたりする不安もあり、電話はかなりハードルが高かったような気がします。
しかし、そんな時こそネット予約を使いましょう!
メッセージ欄に「同性カップルである」ことを一言書くだけでOKです。
追記で「個室希望」なんて買いてもいいかもしれません。
無理して電話予約するくらいならメッセージに記入して、ネット予約で申し込んじゃいましょう。
男女のリングを無理に探さない
今は様々なデザインの指輪が販売されています。
わざわざ「男女」のリングを探す必要はありません。
特にLGBTフレンドリーのお店には、同性カップル向けの商品や対応をしてくれるお店もあるのでそちらを利用するのもいいと思います。
もし仮に、お気に入りのブランドでLGBT向けのペアリングを探せなかったら、
フルオーダーリングを作ってみてもいいかもしれません。
フルオーダーリングはデザイナーと一から相談して作成するので、制作期間は2ヶ月以上かかることもあります。
しかし、時間を掛けて大切なリングを作ると思い入れや愛着も湧いてくるはず。
気になる方は一度お店に相談しましょう。
人生の大事な節目に後悔しない結婚指輪探しを
いかがだったでしょうか?
最近では、お店側でもダイバーシティ研修を行ったりしているところが増えているそうです。
それでも同性カップルで指輪を購入する時は、少なからず緊張したり、不安だったりしますよね…。
そんな時は、お店側にきちんと事実を伝えて自分たちが指輪選びを楽しめる環境を作りましょう。
結婚指輪はこれからずっと一緒に人生を歩んでいくパートナーの分身のようなものですよね。
人生の大事な節目に後悔しない結婚指輪探しをしましょう!
今回記事で紹介したLGBTフレンドリーなお店の指輪も参考にしつつ、自分たちのお気に入りの結婚指輪を見つけてくださいね。
終わり!
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