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同性カップルの子どもは親を何と呼ぶ?【2人パパ&ママの呼び方】

私たちはこれから子を持ちたいと考えているけど、もし子どもが産まれたら「親の呼び方」ってどうなるの?
周囲に子育て中の同性カップルがいるけど、どのように呼んだらいいか迷うな…。

こんな疑問に答えます。

海外では多くのLGBTQカップルが子育てをしていますが、日本でも徐々に子育てをするカップルが増えてきているようです。

この記事を書いている私(@lovethelife365)も、現在は同性パートナーと2人の娘を絶賛子育て中だったりします。

私たちは2人とも「ママ」なのですが、ママやパパが2人いる場合、どんな呼び方をすればいいのか戸惑うこともあるでしょう。

この記事では、LGBTQ当事者であり、同性カップルで子育て中の私が【同性カップルの子は親を何と呼ぶ?2人パパ&ママの呼び方】について詳しく解説していきます。

同性カップルで子育てを考えている方、周囲に子育て中の同性カップルがいる方は是非参考にしてみて下さいね。

・同性カップルの子どもは親を何と呼ぶ?【2人パパ&ママの場合の親の呼び方】
・子育て中の同性カップルの呼び方はどうしたらいい?
・「パパ」と「ママ」の呪縛とカミングアウトする日々

同性カップルの子は親を何と呼ぶ?【2人パパ&ママの場合の親の呼び方】

同性カップルの子は親を何と呼ぶ?【2人パパ・ママの場合の親の呼び方】
同性カップルの場合、両親ともに「お父さん(パパ)・お母さん(ママ)」になるけど、子どもは何と呼んでいるのかな?

同性カップルで子育てをする人は、恐らく1度は悩んだことがあるのではないでしょうか?

日本での一般的な呼称は「お父さん・お母さん」、もしくは「パパ・ママ」かと思います。

しかし、同性カップルの場合は両親共に「お父さん(パパ)」や「お母さん(ママ)」だったりしますよね。

結論から言うと、それぞれの家庭で呼び方は異なり、特別決まった呼び方はありません。

つまり、2人とも「パパ」や「ママ」と呼ぶ家庭もあれば、それぞれの両親の名前をそのまま呼ぶ家庭もあるでしょう。

ここでは思いつく限り、両親が同性カップルだった場合の親の呼び方をあげてみます。

女性カップルの場合

・2人とも「ママ」もしくは「お母さん」
・「ママ」と「マミー」
・「ママ」と「かあか(母さん)」
・「○○(名前)ママ」と「□□(名前)ママ」
・「ママ」と「〇〇(名前)ちゃん」
・「ママ」と「母」
・2人とも下の名前で呼ぶ
など

男性カップルの場合

・2人とも「パパ」もしくは「お父さん」
・「パパ」と「ダダ(ダディー)」
・「パパ」と「父さん」
・「〇〇(名前)パパ」と「□□(名前)パパ」
・「パパ」と「□□(名前)」
・2人とも下の名前で呼ぶ
など

こんな感じです。

それぞれの家庭によってこんなに呼び方に違いがあるのは何だかユニークですね!

ちなみに、我が家では「ママ」と「かあか」で定着しています。

最初の頃は「ママ」と「〇〇(名前)ちゃん」だったのですが、小さい子どもが発音できずにいつまで経っても「〇〇ちゃん」と呼んでくれないから変更しました。(笑)

どんな呼び方が「正解」なんてものもありません。

それぞれの家庭で話し合って、納得する呼び名で呼ぶことができたらベストですね!

子育て中の同性カップルの呼び方はどうしたらいい?

子育て中の同性カップルの呼び方はどうしたらいいか
周囲に子育て中の同性カップルがいるけど、どのように呼んだらいいのか迷うな…。

最近、日本でも同性カップルで子育てをしている人が増えてきましたよね。

もしかすると、ご近所さんで同性で子育てしている家族がいるかもしれません。

保育園や学校でも、「子どもの友達の両親が同性だった!」なんてことも。

一方、同性カップルの両親の呼び方に迷ってしまうこともあるでしょう。(「ママ」と呼んでいいものか、別の呼び方がいいものか…など)

そんな時は、「どのように呼んだらいいですか?」と遠慮なく聞いてみて下さい。

実際に、私もよくパートナーと子どもを連れて支援センターに遊びに行くのですが、長女を産んだ私のことを「〇〇ちゃん(長女の名前)ママ」、次女を産んだパートナーが「□□ちゃん(次女の名前)ママ」と呼ばれていました。

しかし、やはり支援センターの職員さんもどう呼んだらいいか分からなくて戸惑っていたようです。

もしも、周囲のママ友や保育園の先生などが「呼び方」に迷っているようであれば、こちらから呼んで欲しい呼び方を伝えてみるのがいいかもしれませんね。

周囲の人も「聞きたいけど失礼になるのでは?」と、躊躇してしまっている場合もあります。

最初に言っておくことでお互いに変に気を遣うことも減るはずです!

良ければ参考にしてみて下さいね。

「パパ」と「ママ」の呪縛とカミングアウトする日々

「パパ」と「ママ」の呪縛とカミングアウトする日々

いかがだったでしょうか?

この記事では、同性カップルで子どもを育てる場合の「親の呼び方」について解説してきました。

一方で「パパ」や「ママ」という言葉は便利だけど、同性カップルにとっては日々の何気ない会話からカミングアウトしなければならない現実もあります。

例えば、公園で子どもと遊んでいてたまたま仲良くなった親子と会話をすると「パパは?」と何気なく聞かれたりします。

私の家族は海外の精子バンクを利用して子を持ったため、子どものルーツの半分は海外にあります。

そのため、悪気なく「家庭の中では英語ですか?」、「どこで旦那さんと出会ったの?」、「パパの国籍は?」など聞かれることも度々。

興味本位で悪気もなく聞いていることは重々承知なのですが、毎回聞かれると疲れてしまいます(泣)

きっと、日本に住む外国人の方や海外にルーツを持つ方々はこうした質問に何百回と答えてきたのかと思うと…何だか申し訳なくなります。(私も聞いてしまっていた側なので)

さらに、その場で嘘をついて軽く流すことは可能ですが、子どもに物心ついてくると「親が嘘をつくことで、自分が何か悪いことをしてしまっている」というネガティブな感情を持ってしまうのではという気持ちもあります。

なので、できるだけ子どもの前ではオープンでいたいと願っています。

毎回口頭でカミングアウトするのもなかなか面倒なので、最近では聞かれた時にサッと出せる質問回答カードを作成しようかなんて考えています。

きっと子どもが大きくなったら、学校などで沢山のことを質問されることになるかもしれません。

子どもの心の負担にならないためには、どうしたらいいのだろうかと日々試行錯誤中です。

終わり!
Adios

ABOUT ME
Yuri
女同士で0歳の娘を子育て中! 大好きな家族と旅するように生きることが目標。 2030年までに「ノマドワーカー」になり海外移住します。 『女同士の妊活・子育て』『海外移住・旅』『在宅ワーク・副業』 をテーマに経験や知識をもとに情報発信します。