こんな疑問に答えます。
こんにちは、Yuri(@lovethelife365)です。
わたしは現在、同性パートナーと2人の子を育てています。
女性同士で付き合い、養子縁組をして家族となり、精子提供を受けて自分とパートナーがそれぞれ妊娠・出産をして今に至ります。
そんなわたしが、今回は「同性カップルが好きになるきっかけ・付き合うきっかけ」について語ります。
ちなみに、わたしは現在のパートナーと出会うまでは「異性」としかお付き合いしたことがありませんでした。
異性、同性どちらとも恋愛した経験があるからこそ「異性カップル」と「同性カップル」の恋愛の違いを語れるかと思います。
この記事では、「同性同士の恋愛に興味がある人」や「LGBT当事者の方」
に向けて以下の内容を詳しく解説していきます。
この記事で学べること
・同性を好きになるきっかけとは?
・同性と付き合うきっかけとは?
同性を好きになるきっかけとは?
好きになる人が異性であれ、同性であれ、相手を好きになることはとても素晴らしいことですよね。
好きになるきっかけは人それぞれだとは思いますが、「同性カップルの恋愛のきっかけ」についてはあまり語られていないため、知りたい人も多いはず。
ここでは、同性カップルがお互いを好きになるきっかけについて詳しく解説していきたいと思います。
(※あくまでも、これはわたしの意見でもあるので、全ての人に当てはまるという訳ではありません。)
「同性を好きになるきっかけ」は以下のような場合が多いです。
①顔などが自分のタイプだった
②共通の趣味があった
③王道だけど、スキンシップ
④辛い時に側にいてくれた
⑤人間として尊敬できた
それでは詳しく解説していきます。
きっかけ①:顔などが自分のタイプだった
一番シンプルですが、「自分好みのタイプ」の人には惹かれてしまうものです。
例えば、「クラスの中で友達になりたいな」と感じたり、「好きな芸能人」は自分のタイプだったりしませんでしたか?
異性との恋愛の場合、「好みのルックス=即恋愛対象」になることが多いですが、同性の恋愛の場合は「好みのルックス=友達になりたい」からはじまることが多いです。
これは、異性の恋愛と同性の恋愛の違いかもしれません。
同性の場合、自然と自分の好みのルックスの人と友達になりたいと感じ、その延長で「この人ともっと親密になりたい!」と思ったり、その友達が別の人と親しくしているとやきもちを焼いてしまったりするのです。
また、顔だけではなく自分のこだわりのある部分がタイプだった場合も同じかと思います。(「背が高い」「脚がタイプ」「声が好き」「指がきれい」など)
「好みのタイプ」からスタートする恋愛は、同性カップルでも案外多そうです。
きっかけ②:共通の趣味があった
共通の趣味があれば、お互いが一緒に過ごす時間もおのずと増えてきます。
一緒の楽しい時間を共有していくうちに、相手を特別な存在だと感じていくパターンも多いかと思います。
「共通の趣味」から好きになったカップルだと、付き合った後でも2人で楽しい時間を過ごすことが出来るので、「仲良しカップルさん」に多いような気がします。
きっかけ③:王道だけど、スキンシップ
女性同士の場合だと、女子同士で手を繋いだりハグをするのは特別なスキンシップではありません。
それゆえ、自分のタイプの子や気になっていた子からスキンシップされたり、話す距離が異常に近いとドキドキしてしまいます。
また、自分が相手にスキンシップした時の反応を見つつ「これはイケるかも?」と思ったり、「これはアカンやつだ」と見極める場合もあります。(わたしだけかもしれませんが…)
男女の恋愛でも、「スキンシップは有効」と恋愛のバイブルによく書かれていますが、どうやら同性同士の恋の始まりにも有効のようです。
きっかけ④:辛い時に側にいてくれた
本当に自分のことを大切に思ってくれる人は、自分が辛い時にそばにいてくれる人です。
これを理解していれば、自分にとって大切にすべき人は分かりますよね。
わたしが現在のパートナーと一緒になることを決めたのも、仕事で悩んでいた時に毎日電話してくれたり、泣きたい時に隣に居てくれたからです。
自分が辛い時や、悩んでいる時に側にいてくれる人を好きになるパターンもよくあるかもしれません。
人間として尊敬できた
「人間として尊敬できる」ことは、好きになるきっかけとして実は多いケースです。
例えば、学校や職場で憧れの先輩・上司はいませんでしたか?
頼りになって、性格も良くて、相談にも乗ってくれる人に好意を持つのは自然なこと。
人間的に尊敬できる人を好きになることは、同性の恋の始まりでもよくあるきっかけの1つです。
同性と付き合うきっかけとは?
同性カップルでも、付き合うにはきっかけが必要です。
しかし、同性カップルの場合はどんなきっかけで付き合うことになったのか気になりますよね。
気にはなるけど、なかなか当事者から話を聞く機会がなかったり、聞くのを遠慮してたりしてませんか?
ここでは、普段なかなか聞けない「同性と付き合うきっかけ」について解説していきます。
「同性と付き合うきっかけ」は以下のような場合が多いようです。
①相手からの告白
②友人からの紹介
③SNSまたはアプリ
④興味本位
⑤イベント
それでは詳しく解説していきます。
きっかけ①:相手からの告白
異性カップルも同性カップルも、付き合うには「告白」が大きなきっかけとなる場合が多いです。
しかし、同性の場合では親しくしていた友人からの突然のカミングアウト&告白となることも少なくありません。
一方で、お互いのセクシャリティをオープンにして知り合った場合(SNSやアプリ、イベントなどで出会ったなど)は、カミングアウトせずに「告白→付き合う」といった流れになることが多いかと思います。
きっかけ②:友人からの紹介
「友人からの紹介」ですが、これはあくまでも「自分が同性の恋人募集中」のときに、同じように相手も「同性の恋人募集中」の友達を紹介してもらうパターンです。
お互いに同性の恋人が欲しいという状況なので、気が合えば一気に交際に進む可能性があります。
わたしも、パートナーと付き合うきっかけとなったのは、レズビアンの先輩からの紹介でした。
お互いの性格をよく知っている人からの紹介は、割とマッチすることも多く、上手くいくような気がします。
きっかけ③:SNSまたはアプリ
SNSやアプリで知り合うのは、最近では徐々にスタンダードになりつつあるかもしれません。
Twitterやインスタなどでも、気軽にセクシュアルマイノリティーの人々と繋がれるようになりました。
また、最近では「ゲイやレズビアン専用のマッチングアプリ」で出会うカップルも増えてきているようです。
セクシュアリティーや趣味、人柄など多くの情報を知りつつ、繋がることができるので「相手がストレートか、ゲイorレズビアンか」など探らなくてもいいのは嬉しいポイントです。
今後も、SNSやアプリを通じて付き合うカップルも増えてくるのではないでしょうか。
きっかけ④:興味本位
元々は異性としか付き合ったことしかない場合でも、同性に告白されたことをきっかけに付き合う人はいます。
ずばり「興味本位」で付き合ってみたパターンです。
ドラマや映画で「同性カップル」を取り上げられることが多くなってきたのも、関係しているのかもしれません。
そして興味本位だからといって、すぐに別れたりする訳でもないようです。
興味本位で同性と付き合ってみたけど、実はとても心地良くて新たな自分のセクシュアリティに目覚める可能性もあります。
実を言うと、わたしは現在のパートナーが初めて付き合った女性でした。
告白したのはわたしからでしたが、「人柄やルックスに惹かれた」のが半分、「興味本位」が半分でした。
結果的に、わたしはこの女性と人生を歩むことを決意したので、人生どうなるか分からないということですね(笑)
きっかけ⑤:イベント
ゲイのオフ会やレズビアンイベントなどの「イベント」をきっかけに付き合うカップルもいます。
このようなオフ会は、実際に会って交流することが出来るので出会いの場としては最適です。
イベントの際のは「恋人募集」のマークを付けて参加したりするものもあり、お互いが惹かれ合えばお付き合いに発展することがあります。
わたしの周りのレズビアンカップルで、このようなイベントで出会って付き合ったケースをよく聞きます。
結局のところ、異性カップルも同性カップルもあまり変わらない
いかがだったでしょうか?
同性カップルの恋愛に興味を持った人にとっては、「あれ?案外異性カップルと変わらない…」と思ったのではないでしょうか?
若干の違いはあるものの、性別に関わらず相手を好きになるきっかけや、付き合うきっかけって案外同じような感じだったりします。
もちろん、付き合ってからも異性カップルも同性カップルもほぼ変わりません。
休日に映画を観に行ったり、旅行にも行きます。
もちろん、お互いに喧嘩もするし、SEXもします。
実のところ、性別によって「特別」なことは何もないのです。
たった一度の人生。
性別に関係なく、恋愛を楽しみましょう!
終わり!
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